身長153センチ、体重60キロのインフルエンサー・あやのさん(26)。肥満体型が理由で学生時代に壮絶ないじめを受け、無理なダイエットも経験したという。しかし今はダイエットをやめ、SNSで身長・体重を公表してポジティブな発信を続けている。
あやのさんは学生時代にどんないじめを受けていたのか、体型にコンプレックスを抱いていた彼女が、なぜダイエットをやめるに至ったのか。話を聞いた。(全2回の1回目/2回目に続く)
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家族みんな食べることが大好きで、おかずを奪い合っていた
――あやのさんは、身長153センチ、体重60キロと具体的な体型を公表してインフルエンサーとして活動されています。SNSでは、小さい頃からずっと肥満体型だったと告白されていますが、幼少期の話を教えていただけますか。
あやのさん(以下、あやの) 私の家族は、みんな食べることが大好きなんですよ。早く食べないとおかずがどんどんなくなってしまうから、「いただきます」と同時に家族みんなでおかずを奪い合っていました(笑)。
あとは、家族みんなマクドナルドがめっちゃ好きで、小さい頃はよく近所のマックに行ってました。私はよく、ダブルチーズバーガー、ナゲット、フライドポテトのL、ホットアップルパイを頼んでいましたね。
――小さいころから、食べることが大好きだったのですね。
あやの そうなんです。今振り返ると、「そら太るよなぁ」と自分でも思うような幼少期を送っていました。
その分成長も早くて、小学校3年生のときには身長145センチ、体重は55キロあって。みんなとは明らかに体型が違うから、同級生にいろいろ言われてました。「臭い」「デブ」「お前がおったら通路が狭くなる」とか、小学生が思いつく限りの悪口はほとんど言われたと思います。