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「今まで経験したことのない勉強を…」
念願かなって大学に現役で合格した喜びを高校時代の卒業文集にも書き残している。
〈受験で今まで経験したことのない勉強をしました。夏などはほとんど遊ばないで夏期講習などに出てがんばり、このおかげで現役で大学に行けたのは高校に入って一番の喜びでした〉
大学卒業後、国交省職員に。その後、地元にマンションの一室を購入。小学校の卒業文集に綴った「マイホーム」の夢も叶えた。
仲間たちに慕われる神岡さんは、中学の同窓会で幹事も務めたという。
「25年前くらいに、中学の同学年全員を集める大規模な同窓会があったんです。孝充は、その発起人のひとりで、200人~300人を集めた。あまりにも人数が多いので、僕も幹事の一人に加わりました。
幹事たちで週1回は集まって進捗報告をしたり、お互い大人になってましたが、飲んで話せば子供の頃と同じままの明るさで。ちょっと毒舌なところもあってね(笑)。いいやつでしたね」(同前)
犯行の1日前の12月27日、神岡さんは仕事を終え、フィリピンにいる妻に会うため出国する予定だった。帰らぬ人を待つ東大阪の自宅には、旅支度が残されたままだったという。
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