秋篠宮さまは24歳、紀子さまは23歳で結婚
さらに現在の皇室は、若い女性皇族が結婚と同時に次々と民間人となってしまうなど、皇族が減少する傾向にある。さらに、皇位継承者である男性皇族を増やさなくてはいけないという切迫した課題も残る。
1990年6月29日に秋篠宮ご夫妻は結婚したが、この時、秋篠宮さまは24歳、紀子さまは23歳という若さだった。1985年11月、20歳の成年の記者会見で秋篠宮さまは、「結婚はあまり遅くならない方がいいと考えています。30歳よりかは前にしたいですね」などと答えており、その言葉通り、30歳より6年も早い結婚だった。
理想の相手や結婚の時期については…「まだ深く考えたことはありません」
「結婚についてですが、理想の時期や相手についてまだ深く考えたことはありません」
記者会見で「ご自身の結婚についてのお考えと理想とする時期やお相手像についてお聞かせ下さい」と問われた悠仁さまは、このように答えた。18歳の高校3年生として、悠仁さまの回答はまっとうなものだと思う。一方で、かつての秋篠宮さまのような、結婚観についてより踏み込んだ考えも、ゆくゆくは聞いてみたいところだ。
メモを待たず、よどみなく答えていた
「はい。まず家族の存在についてですが……」
「はい。まず海外留学についてですが……」
初めての記者会見だったが、悠仁さまは「はい」「はい」と口を切り、背筋を伸ばしてメモを待たず、よどみなく答えていた。
悠仁さまが合格した、筑波大学生命環境学群生物学類の学校推薦型選抜は、出身学校長の推薦に基づいて、提出された書類と小論文、それに面接の結果を総合的に判断して合格を決めるものだという。おそらく受験生として、大学受験の面接対策は万全だったであろう。悠仁さまは、今回の記者会見もその延長として、自信を持って臨めたのかもしれない。
成年皇族となった悠仁さまに、大いに期待している。

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