あっさり大谷の住所まで洩らされ…
大谷の別荘に関する説明がなお続く。
「大谷選手は、リゾートの一番上のところ、景色がひろーく270度くらいみえるところですね。この遠くに見えている島、これ実はマウイ島なんですけども、この風景が望めるところに大谷選手はお家を建設中です。区割りでいえば、この×番ですね」
あっさり大谷の住所まで洩らすのだ。さらに建設中の邸宅情報についても問わず語りし続ける。
「今はトレーニングセンターを建設中です。オフシーズンにハワイ島にきてトレーニングしてリラックスされる予定でいらっしゃるので、バスケットコートくらいの大きさのバッティング練習ができる施設や、その上にはプールが、さらに野球のピッチングができる施設がこちらにあって、2階建ての住居も併設されます」
熱に当てられた参加者が大谷トークに関心を持つ素振りをみせると、身を乗り出す担当者。
――「大谷選手がいらっしゃるから購入される方も多いんですか?」
「そうですね。例えば購入されるのはファンの方が多い。だから、家が建設されてからの4年間は、年に1回のお食事会のようなイベントをしてくださるとお約束してくださっています」
――「大谷選手が?」
「最低でも4回は、近所の方たちと何かしらお顔を合わせる機会をつくるとお約束してくださいました。もしここに(土地を)買っていただけると、大谷選手と会えることになっています」
「別荘を買えば大谷と会える」。不動産会社はとんでもない隠し玉を持っていたのだ。ご近所づきあいはそれだけにとどまらず、
「すでにご購入された方の中には、ドジャースの試合を観戦された際に、大谷選手のマネージャーさんに『お会いできないか』と伝えたところ許可が出まして、試合前に15分ほど面会をされて、サイン入りのボールをいただいたそうですよ」

