【捕手】

5  松尾 汐恩  (まつお しおん)  2004年7月6日生まれ
20歳で日本シリーズ出場、ヒットも放って、ビールかけも解禁と絶賛覚醒中。2年連続の戸柱塾でプロの流儀も習得した。焦らず、驕らず、泰然自若。「勝てる捕手を目指す」と静かな闘志にオヤジ心がくすぐられる。 (千)

10  戸柱 恭孝  (とばしら やすたか)  1990年4月11日生まれ
DeNAを日本一に導いた金剛力士。チームには同じく金剛力士の伊勢がいるが、当然そっくりな弟・竜之介さんが今年スタッフとして入団。防具をつけているかいないかで、伊勢と見分けていた三浦監督は混乱必至。  (鯖子)

29  伊藤 光  (いとう ひかる)  1989年4月23日生まれ
昨季の現地観戦、忘れられない9月5日。11回、打者光サマが四球を選び押し出しサヨナラ。お立ち台での「誰1人諦めてない」の言葉に大歓声が轟いた22時半のハマスタ。個人的にはあの夜が下剋上の始まりでした。 (ミリ)

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32  益子 京右  (ましこ きょうすけ)  2000年12月27日生まれ
ファーム日本一の扇の要の勢いで、某老舗野球週刊誌の表紙を満面のドヤ顔で飾った。手術でリハビリのオフは、新人合同自主トレにまじってプロの厳しい一面も見せた。勝負師の真の顔は一軍のマスクを被るまでは秘密。 (千)

50  山本 祐大  (やまもと ゆうだい)  1998年9月11日生まれ
高校時代は同期石原(楽天)の後塵を拝し、大学は入学前に辞退と苦難続きも、昨季の大躍進(打率.291・GG賞とベスト9賞獲得)は底知れぬ努力の結果。投手陣のみならずチームを鼓舞する『祐大のおかげ』。 (タフ)

57  東妻 純平  (あづま じゅんぺい)  2001年7月3日生まれ
プロ初打席で放った適時二塁打は、同期入団の森敬斗を生還させる一打に。二塁に立ったその横顔と、響き渡る「純平」コールに全横須賀民の涙腺はゆるゆるに。お立ち台でまたあのまろやかな関西弁を聞かせてほしい。 (丸尾)

95  九鬼 隆平  (くき りゅうへい)  1998年9月5日生まれ
今季支配下登録
「ビビってないよ!」「2トントラック!」「宇宙!」元気な声がする方に顔を向けると、必ずそこに九鬼がいる。春の風吹き荒れる土壇場で掴んだ未来への切符。夢と希望をその胸に派手にかっ飛ばしてくれ、やぎにぃ! (丸尾)

横須賀スタジアムとファーム日本一横断幕  撮影:丸尾 マイコ/文春野球学校

【内野手】

00  林 琢真  (はやし たくま)  2000年8月24日生まれ
京田が移籍してこようが、森敬斗が覚醒しようが、無問題。内野手争いの中で、2年連続60試合超出場の活躍で存在感。たくましく守りの要であれ! 年初に結婚報告。守るものは、なんぼあってもいいですからね。 (タフ)

2  牧 秀悟  (まき しゅうご)  1998年4月21日生まれ
トークイベントで、苦手な髙橋宏斗(中日)を打つためには「タイミングを早く取る、狙い球を絞る」と子供からアドバイスを受ける。それに背筋を伸ばし「ハイッ」と答えるキャプテン。まだまだ伸びしろいっぱい。 (鯖子)

3  T. オースティン  (タイラー・オースティン)  1991年9月6日生まれ
ついに横浜はオースティンを無事に守り切り、彼がトロフィーを抱く姿を現実のものとした。一度出来れば二度目もあるはず。ベイブルーがよく似合う来日6年目の偉人と共に、再びChampionshipを掴みたい。 (丸尾)

6  森 敬斗  (もり けいと)  2002年1月28日生まれ
黒髪の遊撃手は、その瞬間、その場所にいた。ハマスタをスリリングなボールパークに変えるプレーは魔術なのか技術なのか。ユニバに行きたいはずが、侍ジャパンで大阪行きの切符をゲット。願ったり叶ったり大当たり。 (千)

9  京田 陽太  (きょうだ ようた)  1994年4月20日生まれ
移籍後キャンプ初日「メシが喉を通らない」ほどの緊張を乗り越え戦う意識を注入し、翌年は度会の良き兄貴分に。チーム不可欠の証・複数年契約提示にFA残留で応える。大和の番号を背に、今年も古巣に強さ発揮? (タフ)

26  三森 大貴  (みもり まさき)  1999年2月21日生まれ
ソフトバンクから移籍
森・牧・林と近年、DeNAによる内野陣緑化計画が進展している。軍師三森の加入で横浜大森林に成長し、リーグ優勝への間隙は埋まった。バウアーも安心のサステナブルなプロジェクト、中島みゆきの歌が聴こえる。 (千)

31  柴田 竜拓  (しばた たつひろ)  1993年12月16日生まれ
昨年末、NHK BS『球辞苑』に「球界を代表する守備固め選手」として出演。小顔でいつまでも若い印象だが今季で10年目の……、と書こうとしてたら年始の自主トレから坊主頭にヘアチェンジ。ますます高校球児。 (ミリ)

37  加藤 響  (かとう ひびき)  2002年6月15日生まれ
四国・徳島からドラフト3位
バットを置こうか迷った時期もあった。それでも、もう一度と顔を上げた。先輩の背中を追いかけ、星に導かれるがままに辿り着いた横浜の地。もう迷いは何一つない。あとは快音を満員のハマスタで響かせるだけ! (丸尾)

44  石上 泰輝  (いしかみ たいき)  2001年5月18日生まれ
パワーとスピードとスマイル完備の癒しキャラに、ファンフェスでは絵心も? と期待されたが結果は内緒。開幕ショートスタメンプロ初打席初安打のしごできキャラも噂話になる前にハマスタで絵よりアーチを描きたい。 (千)

51  宮﨑 敏郎  (みやざき としろう)  1988年12月12日生まれ
名は宮﨑だが出身地は佐賀。出身校は厳木(きゅうらぎ)高校。そのグラウンド左翼方向にあるアーチェリー部部室を避けるように打っていたら右打ちが武器に。ウッディこと庄司の支配下入りで夢のような常勝王国実現? (タフ)

55  井上 絢登  (いのうえ けんと)  2000年2月23日生まれ
ドラ6・内野手・九州男児は宮﨑と同じ勇者の遺伝子。360度超のスイングは徳島時代の鳴門のうず潮どころか、勢力は竜巻級なので、ハマのトルネード・ケンティー1号が爆誕だ。強風注意のため神宮球場は傘無用で。 (千)

56  田内 真翔  (たない まなと)  2007年3月6日生まれ
おかやま山陽高からドラフト5位
甲子園では2年生レギュラーとして活躍。「ハマのダイナマイト」と呼ばれたいと語る強肩の持ち主。仮契約時には「日本一のチームで野球ができるということが一番嬉しい」なんて言ってくれて、嬉しいのはこっちです。 (ミリ)

60  知野 直人  (ちの なおと)  1999年2月16日生まれ
いつもどんな時も、あなたを見ている人がいる。顔を上げれば、スタンドで揺れる知野直人タオルが見つかるはず。応援ってそう簡単にやめられるものじゃないから。だって「怖がるより逃げないが重要」だもんね。 (丸尾)

We Love Baystars!  撮影:文春野球学校