1年半以上グループでの活動がなかった
上田さんファンのBさんは、「少し冷静に事態を見つめていた」と言います。
「KAT-TUNは2023年2月15日に11枚目のアルバム『Fantasia』をリリースし、同月23日~5月14日までアリーナツアーを開催して以来、主立ったグループ活動はありませんでした。解散発表の声明には『これからのグループ活動についてメンバー3人で一年半以上にわたり話し合いも重ねてきました』とありましたが、ツアーが終わったタイミングとちょうど重なります。何らかの変化を起こさねばという気持ちはあったんじゃないかと思います。
でも、2024年8月から中丸さんが活動を休止したこともあり、思うように物事を進められなくなったのではないでしょうか。もともと解散は検討されていて、この1年半はライブをしたり、ファンとの時間に充てながら終わりを迎えるつもりだったのでは……などと考えてしまいます」(Bさん)
ソロライブで声を詰まらせる場面も
解散を目前に控えた3月14日、上田さんは横浜ベイホールでソロイベント「Tatsuya Ueda Official GUILD “White Day Revel”」を開催しています。そこでは、自ら作詞を手がけた曲「星座」を披露。「僕たちはそう 儚く脆い星座だった」「僕らが作った旋律はほどけても 空を見上げる誰かが気づくかな? ここに星座があったんだ」と歌い上げました。それはKAT-TUNというグループを星座にたとえているようにも思えます。
「公演は楽しい雰囲気に包まれていたものの、話題がグループのことに及ぶと上田さんは声を詰まらせる場面もありました。きっと断腸の思いでこの決定を受け入れたのではないでしょうか」(Bさん)
「hyphenのおかげで自分の美学を貫いてこれた」
亀梨さんは、自身がパーソナリティーを務めるラジオ「KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT」(3月29日放送)の中で、解散への思いをこう語りました。
「ここまで走り続けてこられたのは、メンバーでありKAT-TUNというグループを支えてきてくださったスタッフのみなさんであり、そして一番ね、大きな存在として応援してくださったhyphenのみなさんのおかげです。(中略)その存在があるからこそ自分の美学というものを貫いてこれました。本当に心から感謝しています」
「いろんな想いを感じさせてしまったことというのは申し訳なく思っています。が、しっかりとね、一緒にいい一歩を踏み出せるように一人残らず、置いていかずに連れていきたいなと思ってますんで。いっぱい笑っていっぱい楽しい時間が過ごせたら嬉しいなと思います」


