亀梨と赤西が“相互フォロー”
解散の切なさと引き換えに得られるものもきっとあり、今後はこれまでは叶わなかったオリジナルメンバーとのコラボなど、新たな可能性も見出せるかもしれません。先日、亀梨さんと赤西さんがお互いのインスタを同じタイミングでフォローし合ったことも大きな話題を呼びましたが、これもそうした楽しみの予兆のようにも思えます。
まもなく訪れる“そのとき”を前に、ファンもさまざまな形で思いを表現しています。
KAT-TUNのレーベル公式YouTubeにアップされた「ハルカナ約束」のライブ映像は200万回再生を突破しました。コメント欄はKAT-TUNへの感謝や解散を惜しむ声が溢れ、hyphenのみならずKAT-TUNを慕う後輩グループのファンたちの声も多く集まっています。
やんちゃで一筋縄でいかない、アイドル界に新しい風を吹かせたKAT-TUN。解散したとしても愛も痛みも知る素敵なグループとして、永遠に側にいてくれるのだと思います。
「最後までKAT-TUNとして誇りをもって活動していきたい」
彼らはファンクラブ向けのメッセージで、「最後までKAT-TUNとして誇りをもって活動していきたい」と表明しました。
KAT-TUNの誇り。その一つは、まぎれもなくhyphenです。
かつてライブで、ファンのノリの良さに驚いた亀梨さんは「さすがオレたちの女だと思った!」と破顔し、「KAT-TUNのファンは、キレイな人、おしゃれな人が多い。帰りのクルマの中から(公演帰りの)お客さんを見てると、ああ、ちゃんとしてくれてるんだって(嬉しくなる)」と語りました。上田さんは「今、キャーッ! て言ったヤツ、満更でもねぇ顔しやがって」といじり、中丸さんは「自信は大事ですからね」と頷きました(2018年4月22日コンサートツアー「UNION」にて)。
グループの歴史を振り返れば、嵐の海のほうが多かったかもしれません。
しかし、幾度となく困難に見舞われても、果敢にこれを乗り越えてきたKAT-TUN。海賊たちがひとまず大切な宝を隠すように、彼らもまたKAT-TUNとして築いた輝かしい時をしばし留め置き、前に進むことにしたのだと思います。
となれば、hyphenが“海賊たちの女王”としてできることはただひとつ。「自分たちのファンは最高なのだ」と彼らが胸を張れるよう、誇り高く笑顔で、変わらずKAT-TUNを愛し続けることではないでしょうか。
最後の瞬間も、その先も。彼らがめざす進路に、幸あらんことを祈ります。

