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被害女性「記事が出るんだったら頑張ってください」
2人目のB子さんも、政治部時代にA子さんと似たような“パワハラ被害”にあっていたという。
「B子は政治部のあと、経済部などを担当。クールビューティーな外見とは裏腹に、財務省の幹部などに深く食い込むスゴ腕記者です。4月中旬から海外支局の支局長就任が決まっていますが、一部ではパワハラの口封じではないかという声もあります」(フジ政治部記者)
本誌は2人の“被害者”に話を聞いたが、2人ともパワハラの事実を否定しなかった。
A子さんは、
「ごめんなさい。ご協力できることがあればよいのですが、さすがに私もまだ社員なので……。何も言えなくてすみません」
と語った。
B子さんは電話で取材に応じた。
――反町氏からのパワハラはあった?
「それは……まあ、答えられないということで察していただければと思います」
――報道キャスターがパワハラするなんて問題だと思いませんか。
「それはそうだと思いますよ。ただ私は立場上話せないです。だけど記事が出るんだったら頑張ってください、と思います、正直……」
――被害者は他にもいますよね?
「そうですね……」
――異動は口封じではないかという声もあります。
「海外支局への異動は私が入社以来希望していたことです。そこだけは違います。反町さんのパワハラで飛ばされるというのは違います。そう書かれると、私は二重に傷ついてしまいます」