被害女性「記事が出るんだったら頑張ってください」

 2人目のB子さんも、政治部時代にA子さんと似たような“パワハラ被害”にあっていたという。

「B子は政治部のあと、経済部などを担当。クールビューティーな外見とは裏腹に、財務省の幹部などに深く食い込むスゴ腕記者です。4月中旬から海外支局の支局長就任が決まっていますが、一部ではパワハラの口封じではないかという声もあります」(フジ政治部記者)

 本誌は2人の“被害者”に話を聞いたが、2人ともパワハラの事実を否定しなかった。

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 A子さんは、

「ごめんなさい。ご協力できることがあればよいのですが、さすがに私もまだ社員なので……。何も言えなくてすみません」

 と語った。

プライムニュース公式YouTubeより

 B子さんは電話で取材に応じた。

――反町氏からのパワハラはあった?

「それは……まあ、答えられないということで察していただければと思います」

――報道キャスターがパワハラするなんて問題だと思いませんか。

「それはそうだと思いますよ。ただ私は立場上話せないです。だけど記事が出るんだったら頑張ってください、と思います、正直……」

――被害者は他にもいますよね?

「そうですね……」

――異動は口封じではないかという声もあります。

「海外支局への異動は私が入社以来希望していたことです。そこだけは違います。反町さんのパワハラで飛ばされるというのは違います。そう書かれると、私は二重に傷ついてしまいます」