反町氏とフジ広報は何と答えるか
――C子さんの彼氏がフジに抗議に訪れたが。
「局の前で口論している間に私が怖くなって湾岸警察署に電話をしました。そしたら局内で大騒ぎになってしまい、反町さんにはすごいご迷惑をおかけしました」
反町氏を直撃したが、何を尋ねても一切答えなかった。フジ広報は、聞き取り調査の事実は認めたが、「パワハラやセクハラの事実はなかったと認識している」と答え、C子さんとの関係については「不適切な関係はない」と回答した。
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この記事への対応に関して第三者委員会は以下の報告を行った(編集部注、CX=フジテレビ、女性社員m=A子さん、女性社員n=B子さん)。
「本件文春記事に係る一連のCX報道局の対応は、女性社員mの心情を無視して対外的に事実関係を否定する声明を出すことによって、本件ハラスメント行為自体を隠蔽することで解決を図ろうとする組織的な体質の現れであると言える。その結果として反町氏は現在もキャスターとして活動を続けているところ、CX社内においては至るところに反町氏の番組のポスターが掲示されており、女性社員m及びnはこれらを見るたびに不快な思いを強いられている」
「本件ハラスメント行為後のCXの対応がCX社員に与えた負の影響は大きいものと考えられる」
「週刊文春 電子版」では第三者委員会の調査報告を受け、フジテレビ問題の記事を配信中。元女性アナの肉声に加え、日枝氏の側近幹部へのインタビュー、反町理氏のハラスメント問題と反町氏の反応などを詳しく報じている。

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▼フジテレビ編成幹部A氏を独占直撃「中居さんの家は集まりやすくて…」第三者委員会は“フジの闇”に斬り込めるか?(週刊文春 2025年3月6日号より)
▼中居正広「女性アナ上納」スイートルーム代は誰が払ったのか《第三者委が斬り込むフジテレビの最暗部》(週刊文春 2025年3月13日号より)
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