犯人のその後は…

 鈴村はこの事件の前にも別の女性に対するストーカー規制法違反で有罪判決を受け、執行猶予中だった。この手の人間は刑罰を科せられても懲りることはないのだろう。

 裁判所は愛美さんに対する愛憎感情から犯行に及んだと断定し、「被告人はガス溶接の資格があり、ガソリンの特性を知らなかったとは思えない。危険な殺害方法で、厳しい非難で臨むべきだ」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。

 

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写真はイメージ ©getty

 鈴村は「判決は計画的な殺意を持って店に火をつけたとしているが、事実誤認だ。確定的な殺意はなかった」として、最高裁まで争っていたが、上告を棄却されて無期懲役が確定した。

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