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「オロナミンC」の瓶に入ったシンナーを吸い、マットの上で乱交
女子の不良は中学で名を売った後に、地元のレディースに加入するのが定番のコースだったが、晴子は父親が暴力団に属していることから加入できないと言われたのだ。レディースは上下関係が厳しいため、暴力団の親族をメンバーに加えれば秩序が乱れるというのが理由だった。
彼女はそれを知ってから、だんだんとレディースの先輩たちと距離を置くようになり、今度は男子の先輩不良グループと付き合うようになる。このグループは20歳の男性がリーダー格で、後輩たちにパーティー券を売りつけ、その金で毎晩のようにシンナー遊びをくり返していた。
シンナーは「C瓶(オロナミンCの瓶)」と呼ばれる容器に入れられ、1本2500円~3000円で取り引きされていた。毎日これを何本か買って、中学の体育館に忍び込み、男女十数人で吸引をはじめる。酩酊してくると、そのままマットの上で入り乱れてセックスをするのが常だった。
