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先発一番手は「山本由伸」ではなく……
投手陣では、最後の200勝投手、中日の左腕山本昌(山本昌広)。ひょうひょうとした投球スタイルだが、勝負強く、実働はプロ野球最多タイの29年。50歳まで現役も史上1位だ。
10年前まで「チーム山本」にはこれに次ぐ投手がいなかったが、今や山本由伸がいる。オリックス時代の2021年から3年連続で沢村賞、MVP。今はドジャースで大谷翔平のチームメイト。この2枚は強烈だ。3番手は21世紀になって5球団を渡り歩いた山本省吾。
クローザーは山本和行。チーム山本は先発が少ない。ここはかつての山本和がそうだったように、先発、抑えで頑張っていただきたい。
救援投手はやや心もとなかったのだが、現役の山本拓実は、中日から日ハムに移籍し、小柄だが小気味よいマウンドを見せている。走者を背負っても実に粘り強い投球だ。同じく現役の左腕山本大貴もロッテからヤクルトに移籍し、中継ぎで好投。
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