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鳴かず飛ばずの磯山に手を差し伸べたのは…
歌手にも挑戦したがヒット曲に恵まれず。かつて夢見たアイドルとはかけ離れた立場に置かれた。
「磯山も『ブレイクした実感がなく、なんとなく(芸能界に)います』と語るとおり、野球と地元ネタだけで延命しているというのが業界の定説」(民放関係者)
そんな鳴かず飛ばずの磯山に手を差し伸べたのが志村けんだった。
「バカ殿シリーズの腰元として頭角を現し、30歳を過ぎて芝居の面白さを知ったそうです」(芸能関係者)
2021年、所属事務所から独立。「守りに入らず、いろいろな経験をしたい」と語っている。
22年には「愛のこむらがえり」で17年ぶりに映画主演。新境地を開拓した。
「崖っぷちの同棲カップルが奮闘するライトコメディですが、志村から学んだコメディエンヌのセンスが生きていた。脚本家の三谷幸喜も磯山を買う一人。大河『鎌倉殿の13人』に起用された際は喜びを爆発させていた」(同前)
不惑を過ぎた磯山に、逆転ホームランの気配あり。



