麻薬漬けで不眠不休のセックス、家宅捜査では1000本以上のベビーオイルが…

 フリークオフは、ディディがニューヨークやビバリーヒルズに持つ豪邸や各地の高級ホテルの一室などで行われた。キャシーと、あらかじめ手配されていた複数の男性エスコートが麻薬やアルコールでハイになったうえで不眠不休のセックスを36時間から時には3日も続けるというもの。ディディはそれを撮影しながら鑑賞し、自慰も行った。

フリークオフはディディの自宅や高級ホテルの一室などで行われた ※写真はイメージ  ©AFLO

 ディディはフリークオフの際、キャシーの衣装やネイルの色、部屋の照明の色、キャシーと男性エスコートの体位にまで注文を付け、全てを自分の好みに仕上げていた。フリークオフに必要な大量のベビーオイル、潤滑剤、麻薬、男性エスコートに支払う現金はディディのアシスタントが手配していた。ベビーオイルはフリークオフの際に全員の身体になんども塗られ、1度のフリークオフで24本を使い切ったこともあった。

 ディディの逮捕に先駆けて行われたディディ宅の家宅捜査ではMDMAやケタミンといった多種の薬物、現金、フリークオフ用の衣装などと共に「1000本以上のベビーオイル」が発見され、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のベビーオイルがネットミームとなった。さらに拳銃とシリアルナンバーが消されたAR-15アサルトライフルの部品も発見された。

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 フリークオフのためにディディもしくはキャシーが偽名で予約したホテルは、フリークオフ後、部屋中にできたベビーオイル、ロウソクの蝋、血液、体液、嘔吐などの汚れの清掃に数百ドルから数千ドルを請求していたという。

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