トイレ介助中にダイレクトに体を触られたことも…

——仕事自体は楽しかったですか。

レイラ やりがいがすごくありましたね。私がリハビリ病院を選んだのも、急性期の病院より人と接する期間が長いのがあって。患者さんと長く関わることで、ひとりひとりとじっくり向き合うことができていいなと思っていました。

 ただ、退院後に病院に電話がかかってきて、私の名前を呼ばれて、「連絡先教えてください」って言われたり、トイレ介助中にダイレクトに体を触ってきたりとか。そういう、すこし怖いことはありました。

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——何年ぐらい看護師を。

レイラ 3年と4カ月です。看護師をしながらSNSもやっていて、SNSのほうが忙しくなってしまって。

 SNSを始めたときからインフルエンサーになりたいと思っていましたけど、本当に淡い期待ぐらいだったんです。でも、それが現実になるかもと思い出して。イラストレーター、アニメーターの道を挫折して生きてきたので、やっぱり自分の就きたい仕事をやるべきだなって。

 看護師3年目になったとき、いましかできないことをしたいと考えて辞めたいと伝えました。人手不足だったので、スパッと簡単に退職できなくて、1年ぐらいかけて辞めましたね。

——看護師を辞めようと思った時点で、どのくらいのフォロワーが。

レイラ 50万人くらいいました。

——看護師を辞めることを、お母さんに相談しましたか。

レイラ お母さんには話してないですね。決めてから言いました。でも、インフルエンサーになったことを応援してくれていますし、なんなら「レイラはモデルなんだよ」ってみんなに自慢してます。

——SNSの活動は、いつ始めたんですか。

レイラ Instagramは、学生時代からプライベートでやっていたんですけど、ちょっとずつフォロワーが増えてきて。TikTokは看護師2年目から始めました。