垢抜け前と垢抜けた現在のビフォーアフターの写真をXやTikTokで公開して注目された、インフルエンサーのレイラさん(25)。
学生時代は「自分がブスだと自覚しなきゃいけない」と卑屈になっていたという彼女に、お局に目をつけられていた看護師時代、インフルエンサーとして独立するまでの経緯、ビフォーアフター写真発表後の反響などについて、話を聞いた。(全3回の2回目/続きを読む)
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高校時代に学費を貯めて看護学校へ
——お金がなく、ジュースの代わりに砂糖水を飲むような家だったと。そうした経済事情が原因で、つらかったことはありましたか。
レイラ つらくはなかったですね。それが普通だったので。
ただ、中学時代はずっと同じ服を着ていたので、みんな服を毎日替えているのがうらやましかったですね。私は従姉妹のお古とかを着ていて、しかも何年も前のデザインのものだから「ダサい」って言われてたので。
高校に入ってからは、バイト代で洋服を買えるようになりましたけど。
——高校卒業後は看護の専門学校へ進学したそうですが、看護師になりたかったのですか。
レイラ 本当になりたかったのは、アニメーターやイラストレーターだったんです。でも、安定しないのと、学費が高いというのであきらめました。看護の専門って学費が安いんですよね。本当は奨学金を借りようとしたんですけど、お母さんが「借りなくても払えるでしょ」ってサインを書いてくれなかったので、そのぶんの学費を高校時代に稼いでいました。
たしか、入学までに30万か40万円を自分で用意して、専門学校に行ってからも週6とかで居酒屋とかスタバでバイトしていましたね。
——けっこう稼がれていたのでは。
レイラ 授業料は滞納なく払えていましたし、それにプラスして人並みに遊べるくらいは稼げていました。
——で、卒業後は看護師になったと。
レイラ 専門に3年通って、看護師国家試験に無事合格して、リハビリ専門の病院に勤めてました。

