垢抜け前と垢抜けた現在のビフォーアフターの写真をXやTikTokで公開して注目された、インフルエンサーのレイラさん(25)。

 そんな彼女に、「ブス」「キモヲタ」と罵られていた中学時代、垢抜けに着手したきっかけ、厳しい経済的事情に置かれていた実家などについて、話を聞いた。(全3回の1回目/続きを読む)

学生時代のレイラさん (本人提供)

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中1まで農家の娘として宮城県で田舎暮らし

——いじめを経験されたということですが、いつくらいのことですか?

レイラ 1歳から中学1年生まで、宮城県に住んでいたんです。実家が農業をやっていて、農家の娘として田舎ですこやかに育っていたところ、中2になって突然千葉県に引っ越すことになって。転校先でちょっと浮いてしまって、いじめられた感じですね。

インフルエンサーのレイラさん(25)

——実家で農業をしていたんですね。

レイラ もともと両親は、東京で働いていたんです。でも、農業をしたいということで、仕事を辞めて、縁もゆかりもない宮城県に引っ越したみたいです。

——農業をやっていたとなると、住んでいたのは都市部ではなく?

レイラ 宮城県に住んでる人に地名を言っても「どこ? そこ」って言われるほどの田舎です。もともとは村で町に合併された場所で、完全にポツンと一軒家でした。近くにコンビニもないような。

レイラさんが小学生まで住んでいた宮城県の田舎 (本人提供)

——小学校は、1学年1クラスみたいな?

レイラ クラスには、私ともう1人の2人しかいませんでした。1年と2年、3年と4年、5年と6年でクラスが成り立っていて、全校で3クラス。全校生徒は16人だったんじゃないですかね。

——実家は何農家ですか。

レイラ 野菜ですね。東京ドーム2個分ぐらいの敷地があって、そこで畑をやっていたんです。鶏も200羽くらい飼ってたので、よく卵を食べてましたね。