——Instagramでは、どんなことを投稿していました?

レイラ 友達と遊んだ写真とか食べたものの写真とか、普通の日常生活です。フォロワーが増えてきてからは、自分の写真だけを載せるようになりました。コメントとか読んでいるうちに「あ、もしかして自分のことを見たいのかも」って気づいて。

「垢抜けのビフォーアフター」でバズり、職場にバレる

——TikTokのアカウントもありますが、Instagramフォロワーが増えたことも意識して始めたんですか。

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レイラ はい。TikTokは垢抜けに特化した動画を載せたんです。垢抜け前だった15歳と垢抜けた現在の写真でバズりましたけど、載せる前から「これはバズるな」って自分でもわかっていました。けっこうな差があるので。

 でも、垢抜けのビフォーアフターを載せるのって恥ずかしいじゃないですか。職場の人にバレたらイヤだなって思っていたんですけど、みんなある程度年齢も上だし、TikTokなんて見ないかなと思って載せてみたらバズって、秒で職場に垢バレしました(笑)。

 

——お局は。

レイラ お局は見てなかったです。若い先輩には声をかけられたりして。「TikTok見たよ」って。

——コンプレックスのあった容姿をめぐる動画がバズることに、複雑な思いはありましたか。

レイラ シンプルに、今後付き合った人とか友達とかフォロワーに昔の写真を見て引かれないように、先に出しちゃおうって感じでした。

 SNSで後から「レイラは整形だぞ」みたいな感じで言われるくらいなら、自分で出しておこうと。

——昔の写真を見せて、ドン引きされたことってあったんですか。

レイラ ちょっとヘンな人と付き合いがちなんですけど、元カレに写真を見せたら、「レイラちゃんが、もしも俺と同じクラスだったら絶対にいじめてたわ」って言われたことはあります。ただのクズ男でしたけど。

——ビフォーアフターの動画を載せた時はどんなコメントが来たんですか。

レイラ 「整形、整形」「加工、加工」って、メッチャ来ました。

写真=三宅史郎/文藝春秋

次の記事に続く 学生時代の写真に「整形顔」とコメントが…“陰キャオタク”→美女コスプレイヤーになったレイラ(25)が語る、コンプレックスへの思い

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