「脂っこいものやガッツリしたものは食べないように…」仕事中の意外なランチ事情とは?
――車内で寝ることに抵抗は。
中島 鍵閉めて、窓も閉めてるんで。
――食事も仕事の合間に。
中島 休憩は2時間で、その間に食べたり、寝たりして。お昼や夜は自分の好きなお店に行くこともありますけど。たまーに、ですね。
基本はお弁当を持って出て、車内でチャチャッと済ませることがほとんどで。眠くなるので、脂っこいものやガッツリしたものは食べないようにしてますね。
――体力的にキツそうですね。
中島 最初は日中だけ出ていたんですよ。そうすると月に22日は出ないといけなかったりするので、朝から夜中までにしたんです。朝から夜中までだと、月に10日とか11日出ればいいのでラクかなと思ったんですけど……最近は「ちょっとキツいかな」って。
――タクシードライバーとして働くのは、月に10日か11日。芸能活動のほうは、月にどれぐらい。
中島 バラつきがあるんですけど、都内で開催されている撮影会に月2回ほど、大阪の撮影会にも月1回くらいのペースで参加しています。そこに、いろんな媒体の撮影の仕事があったりする感じですね。
「どうやったらドラマに出られるんだろう」芸能界に興味を持ったきっかけ
――出身は奈良県なんですね。
中島 奈良の真ん中あたりのベッドタウンに住んでましたね。
――幼い頃から芸能界に興味が。
中島 いや、まったく。でも、小学校低学年の頃に安達祐実さんが大好きだったんですよ。『家なき子』(日本テレビ・1994年)に夢中になった世代で、「どうやったらこんなふうにドラマに出られるんだろう」とすこしだけ興味があって。
それで母親に聞いてみたら、「普通は出られないから」って答えが返ってきたのをすごく覚えていますね。「そうなんだあ……」って。
「子役になりたい」「アイドルになりたい」といった願望じゃなく、シンプルに「どうやったらテレビに映れるんだろう」という疑問を抱いていたんですね。10代になってもアイドルに憧れるといったこともなく、ごくごく普通に青春を謳歌していましたね。
――部活に打ち込んだり?
中島 部活、やらなかったですね。子どもの頃は外で遊んだりしてましたけど、部活をがんばったりするタイプではなくて。地元で普通に楽しく過ごしていたというか。

