――水谷さんは恋愛自体をあまり必要としていないのかもしれませんね。
水谷 それはあるかもしれないです。子どもが将来欲しいからという目線で、パートナーが欲しいなと思っているんですが、永遠の愛はないと思っているので。両親も離婚してますし、だからこそ不倫をされても別にいいよという感じになると思います。
「モデルに興味があったわけではないんですが…」大学時代に被写体モデルのバイトを始めたワケ
――大学時代は食環境栄養学科で管理栄養士を目指します。なぜその道に進もうと思ったのですか。
水谷 両親が医者と看護師で「何かしら手に職をつけた方が安定するから、資格を取りなさい」と言われていたんです。ただ私は血とかが無理なので、医者や看護師は難しい。せめて医療系に近いところで、料理も好きだったので管理栄養士を目指しました。
――大学時代は変わったアルバイトをしていたそうですね。
水谷 被写体モデルもやっていました。公園などでおじさんカメラマン相手にモデルを務めるんです。目立つことがもともと苦手で、モデルに興味があったというわけではないんですが、被写体モデルは給料も高いのでやってました。
最初は既存の撮影会に参加していたんですけど「これは自分でやった方が稼げるな」と考えて、そこを辞めて友達と一緒に自分たちで撮影会を運営してました。
――アルバイトというより、もうビジネスですね。
水谷 そうかもしれないです。危険がないように事前にガチガチの規約とかを決めて、参加するカメラマンには同意書を書いてもらっていて、免許証のコピーも送ってもらってました。
ビジネススキルを学ぶためコンサル会社を目指して就活
――自分でビジネスをやりたいというのがあるんでしょうね。
水谷 両親の教えもあって軽い考えで管理栄養士の道に行ったんですが、本当に自分が何をやりたいか考えた時に思い浮かべたのが、ジュエリーショップを経営していた祖母だったんです。
子どもの頃は祖母の店で過ごす時間もあって、同じ女性で強くたくましく働いている祖母をかっこいいなと思っていて。
大学2年生の頃には、将来的に独立して自分の会社を持ちたいと思うようになりました。そのために経営やビジネススキルなどを学べる仕事にまずは就きたいなと考えて、コンサル会社を目指すことにしたんです。

