――中学生には怖いですよね。普通にお付き合いをしたのはいつ頃だったんですか。
水谷 初めての彼氏は高校2年生の頃です。高1からずっと片思いだった人で、1個上のラッパーでした。ラップバトルの大会で何回か優勝もしたらしいです。ただ普段はサッカー部に所属する好青年で礼儀もちゃんとしていて、そこのギャップにやられて私から告白しました。高3の時に振られてしまうんですけど。
「あいつはくそ女だ、俺を騙したんだ」好意を持たれた男性に悪口を吹聴されたことも…
――水谷さんはモデル活動などもしていて、周囲からビジュアルを褒められることも多いと思うんですが、ご自身がそこを自覚し始めたのはいつ頃ですか。
水谷 大学生の頃くらいですね。ただ今でもそうなんですけど、私自身は自分の顔にあんまり自信がなくて。メイクしてギリギリ成り立っているみたいに思っているんですけど。
――大学時代はどんな風に過ごしていたんですか。
水谷 大学に入ってさらにストーカーが増えていきました。大学生になると男性と関わる機会が増えてくるじゃないですか。そこで変な人に目をつけられることも増えて。
私としては友達として接していたのに相手は「これはいけるわ」「俺のこと好きすぎだろう」とか勘違いして。それで友達すらやめてLINEをブロックしたら、もう逆上しちゃって。バイト先や家に来たり、「あいつはくそ女だ、俺を騙したんだ」と周りに吹聴したりしてました。
「今日は何人の男の人にデートに誘われたの?」と恋人から毎日聞かれて…
――大学時代に恋人は?
水谷 いました。19歳の時に、25歳の社会人と付き合ったんですが「今日は何人の男の人にデートに誘われたの?」と毎日聞かれて。それを報告すると「俺はいつか捨てられるんだ」と勝手に落ち込んで(笑)。大学から今まで付き合った人がみんな“メンヘラ”なんですよ。なので一周回って今は「メンヘラかわいいかも」ってなってます(笑)。
そもそも私、あんまり人のことを好きにならなくて。付き合う人にもこだわりがなくて、アプローチされて良さそうな人だったら付き合っちゃうんです。その社会人の彼も向こうからぐいぐい来られたので付き合った感じです。自分から告白したのはラッパーの彼氏くらいなんですよ。
中学時代からストーカーであったり色々あったので、根本には男性嫌いがあって。だからもうすごい純粋で、変なことをしない男性が好き。逆に予想外のことをされたら、気持ち悪い男の人たちを思い出しちゃって怖くなっちゃうんですよ。

