京成線堀切菖蒲園駅から歩いてすぐのところに立ち食いそば屋「米十」がオープンしたのが2024年4月初旬。取材もして何度か足を運んでいたのだが、同年8月頃、突然閉店してしまった。その後の10月、同じ場所に「立ち食いそば串かつ京屋」ができたという情報は耳にしていたのだが、なんとなく足が遠のいていた。1年近く経ってようやく訪問してみようと思い、堀切菖蒲園駅に降り立った。

1年ぶりの堀切菖蒲園駅

「立ち食いそば串かつ京屋」は「米十」の跡地に昨年オープン

 2025年8月4日、午後1時過ぎ。改札を出ると暑さはまさに狂気的だった。駅前からみる景色はかげろうの中に揺れているよう。改札を出てすぐ北へ進む。この通りは相変わらずラーメン屋激戦区だ。

ラーメン激戦区を通過

 1分ほど歩くと右手にそばの看板が見えてきた。「立ち食いそば串かつ京屋」である。外観は「米十」と同じ。軒先テントの文字も流用している。無駄のない改装は重要だ。なかなか好感が持てる。

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外観は前の店の面影が残る

 ガラスには「下町ハイボール地域最安値250円」、「かき氷」、「名物ジャンボかきあげそば500円」などのPOPが一面に貼ってある。

ガラスにはPOPがびっしり

 入店すると店内はほぼ居ぬきで内装はほぼ旧店のものを利用している。

座席や内装は昔とほぼ同じ

 椅子やテーブルも昔のままである。