ウジウジしている自分が変われたのは「流司くんのおかげ」

徳丸 太っているときの私だったら、イベントに参加するなんて恥ずかしくて無理だったと思います。でも痩せたことで勇気が湧いて、流司くんに直接感謝を伝えることができました。

 痩せてから、いろんなことにチャレンジできるようになりました。昔も「あれやりたい、これやりたい」っていう気持ち自体はあったんですが、「私なんかがやりたがっても……」とウジウジしちゃっていました。でもダイエットを成功させたことで、「自分は頑張ったらできるんだ」という自信が持てました。上京したのもダイエットに成功したからですし、全部が流司くんのおかげです。

©志水隆/文藝春秋

――上京にも佐藤さんが関わってくるんですか?

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徳丸 以前は、観劇などで東京に出てくる機会はあっても、地元広島に骨を埋める気でいました。「たまに行くならいいけど、東京に住むなんて無理だ」と考えていたんです。でも流司くんは俳優デビューするために17歳で宮城から上京したんですよね。「17歳の子がひとりで東京に出て今もこんなに頑張っているんだから、この年齢の私がやれないことはないだろう」と一念発起して、27歳で上京しました。何歳だろうと、自分がやりたいならやればいいじゃんと思ったんですよね。

 それこそ流司くんのイベントに初めて参加した頃から、すごく人の輪が広がって、全てが良い方向に回っているような感覚があります。自信を持つのは難しいことかもしれないけど、頑張って1歩踏み出してみたら、今まで見えなかったものが見えてきたり、新しい出会いがあったりします。「勇気を出してみるのもいいな」っていうのは、すごく実感しています。

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