8月10日に甲子園の出場辞退を発表した広陵高校。複数の野球部員が下級生に暴力をふるった問題に端を発して、今なお広島県の名門へ厳しい目が注がれています。9月4日には日本学生野球協会が、部員1人を正座させる不適切な指導をコーチが行ったなどとしてこのコーチを3か月の謹慎処分としました。
プロ野球選手を多く輩出してきた強豪野球部に一体、何が起きているのか。元部員の告白から、“暴行診断書”まで、週刊文春が報じてきた記事で振り返ります。
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【第5弾】「複数箇所を叩打された後に意識消失…」広陵高校の嘘を暴く“暴行診断書”を独占入手
「広陵が文春に対して出した声明は、僕が告発した野球部での暴力事案が、いかにも“でっちあげ”であるかのように思わせる内容でした。でも本当は違う。今回、この『診断書』を公開するこ…

【第1弾】広陵高校野球部・元部員の衝撃告白「部室での暴行で右半身が麻痺し、車椅子生活に」
「甲子園で『広陵』の名前と監督の姿を見るたび、やり場のない怒りと当時の辛い記憶が蘇ります。今回、野球部の生徒が暴力の被害に遭っていたことを知り、『あの時から何も変わっていないんだ』と失望せざるを得ま…

【第4弾】高野連会長も謝罪“広陵大炎上”の発火点「野球部長は泣きながら反省」「監督は息子に隠蔽を強要した」暴行被害者の父親が怒りの告白
沖縄尚学の初優勝で幕を閉じた今夏の甲子園。日本高野連の宝馨会長は、閉会式の大会講評で出場校の健闘を讃えたのち、こう切り出した。「最後に日本高等学校野球連盟会長として、お伝えしたいことがございます。今…


