一連の儀式を終えた悠仁さまは赤坂御用地内の秋篠宮邸に戻り、報道陣の取材に応じ、成年式の儀式を無事に終えた感想や今後の抱負などについて次のように話している。
「まず、成年式を滞りなく終えることができ、安堵しております。これまで見守ってきてくれた、家族をはじめとするお世話になった方々に、深く感謝申し上げます。これから成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたいと思っております」
悠仁さまは大学卒業後は大学院進学や海外留学などを考えていることだろう。勉学に励み、視野を広げ、いろいろな経験を積むことは、長い人生において、とても大切なことだ。
結婚は「まだ深く考えたことはありません」
また、秋篠宮さまは19歳で紀子さまと知り合い、24歳で結婚している。そう考えると、現在、19歳の悠仁さまも遠くない将来に結婚問題が待ち受けていると考えても不思議ではない。
今年3月の記者会見で、記者から「ご自身の結婚についてのお考えと理想とする時期やお相手像についてもお聞かせ下さい」などと、尋ねられた悠仁さまは、「結婚についてですが、理想の時期や相手についてまだ深く考えたことはありません」とだけ、答えている。
天皇陛下と秋篠宮さまの青春時代を振り返ると、これからの悠仁さまにも多くの大事な局面が控えているように思う。これからどのような青春を送っていくのか。どんな喜ばしい報告が待っているのか、楽しみに見守りたい。
参考文献:『新天皇家の自画像』(文春文庫)など
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