雨宮 痩せた後、たまたま中学校の顧問の先生に会ったんですよ。そしたら「え、病気……?」って心配されました(笑)。
親は心配してましたね。「ダイエットのやりすぎは良くないよ」って。私、ハマったら一直線なタイプなんで。今は普通に食べてますけど。
──痩せてきた高校2年生ごろに、お化粧もスタートしたそうですね。中学時代のお写真は、結構眉毛がしっかりしていましたよね。
雨宮 そうですね。だから、メイク始めてからは、眉毛は全部剃っちゃいました。メイクによって眉毛を変えたりするので、あると邪魔かなと思って。
──極端……! メイクはどうやって学んだんですか?
雨宮 TikTokやYouTubeでメイク動画が流行っているのを見て「やってみようかな」と始めたら、楽しくなってきて。それで、インフルエンサーさんのメイクを見て研究してました。
──そこから、なぜ地下アイドルの道に進むことになったのでしょうか。
雨宮 高校卒業後、最初はスポーツの専門学校に行っていたんですけど、勉強についていけなくて、あまり楽しくなくて。辞めるかどうか迷っていたんです。その時に、今いるアイドルグループ「ココロシンドローム」のメンバーだったお姉ちゃんが「新メンバー探しているんだけど、一緒にやらない?」って誘ってくれたんですよ。
アイドルになると知った両親の反応は…
──姉妹で同じグループなんですね! それまでアイドルに憧れはあったんですか?
雨宮 全然なくて。アイドルの存在もAKB48さんぐらいしか知らなかったんです。お姉ちゃんは元々アイドルが好きだったみたいなんですけど、私は全然でした。
──アイドルをすると決めて、ご両親のリアクションは?
雨宮 「いいよー」って感じでした(笑)。親は私が専門学校でしんどい思いをしていたのを知っていたんで「このまま続けてもね」と。
──理解あるご両親です。ご両親は芸能関係とか?
雨宮 全然関係ないです(笑)。お母さんは和菓子を作る仕事で、お父さんは八百屋です。スーパーとかに野菜を卸してます。
──アイドルの仕事を始めてみて、いかがでしたか?
雨宮 最初はライブして、握手会して……ってイメージしかなかったんです。けど、ライブするにも練習しなきゃいけないし、努力が積み重なっているんだな、というのをやってみて気づきました。
──大変そうですよね。
雨宮 私、ダンスや歌が苦手で。カラオケも嫌いだったんですよ。どうすれば人に見せられるものになるのか、わかってなくて。ダンスの基礎も何もわかってないんで、それができるようになるまでが一番大変でした。
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