相田の古畑ネタがみんなにウケちゃって、それで学校に溶け込めた
――お二人は中学校からの同級生なんですよね？
小宮 そうです。成城学園中学、高校と一緒でした。相田は中学に入ってからもごっつのコントのマネと、あと古畑のマネやってたよね。古畑任三郎。
相田 ああ……（笑）。とんねるずのタカさんが古畑パロディーでやってた「新畑任三郎」をさらにマネするっていう。
小宮 覚えてますね。成城って幼稚園からずっと中学校まで進んでくる「幼稚園組」が派閥みたいにあって、僕たち中学から入った組と何となくあるんですよ、最初は。ところが相田の古畑ネタがみんなにウケちゃって、それで学校に溶け込めたんだよね。
相田 まあみんな、とんねるず観てたからね……。
部活、入るときも辞めるときも一緒だったんですよ
――では小宮さんから見て、相田さんは人気者って感じだったんですか？
小宮 うーん、そういうところがなかったというわけではないんですけれども、そんな目立つ存在でもなかったと思いますよ。お調子者って感じでもなかったですし。
相田 その頃から小宮は滑舌悪くて、こんな喋り方だったので小宮のマネもけっこうやってましたけどね（笑）。
――なんかいつも一緒って感じですね。
小宮 部活も一緒。中学ではサッカー、テニス。高校ではグランドホッケー。
相田 入るときも辞めるときも一緒だったんですよ。3年間、最後までやった部活はグランドホッケーで、僕はミッドフィルダーやってました。
小宮 僕はフォワードで。ポジションとか、サッカーとだいたい同じなんですよ。
相田 試合でもけっこう連携してたりとかして。
――いま、仲良し芸人って注目されてると思うんです。博多華丸・大吉、サンドウィッチマン、タカアンドトシ……。お二人は「仲良し」でいいねって、周りから言われることはないですか？
相田 学生時代から知り合っている関係って強いよ、ってことはよく言われますね。ラジオだと特に強みになるんですけど、例えばトーク中に共通の知り合いの名前が出るだけで盛り上がっていける。あるいは、20年以上付き合ってきてるのに「こいつ、こんな面持ってるんだ」っていうのでネタ含めて新鮮さが生まれることもある。
小宮 養成所時代から、そこはけっこう羨ましがられたかもしれませんね。関係が長いって、実は強みなんだなって思いました。
