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5年前の『ゴッドタン』は大きなポイントだった

――仲のいい後輩ってどんな方なんですか?

小宮 ルシファー吉岡。事務所の後輩で、R-1の決勝にも進んだピン芸人です。別の事務所でいうと、ウエストランドの二人とは切磋琢磨してますね。僕らより先にテレビに出てたこともあって、ずっと「負けないぞ」って気持ちもありますし。

相田 ウエストランドは「笑っていいとも!」の準レギュラーもやってましたから。

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小宮 飲みに行くのは、鬼ヶ島のアイアム野田さんとか、にゃんこスターのスーパー3助とか。先輩だと狩野(英孝)さん、最近は千鳥の大悟さんとも多いですね。前はノブさんと行くことが多かったです。

――この13年の中で、ターニングポイントがあるとすれば、何だと考えていますか?

小宮 全部つながって今があると思っていますけど、5年前の『ゴッドタン』は大きなポイントだったとは思っています。

――小宮さんが車椅子で登場した「この若手知ってるか2013秋」ですね。三四郎のお二人は「コイツは天才だ!」芸人の“非よしもと部門”1位として紹介されました。

小宮 2位だと番組に出られませんでしたから、それまでライブとかで真面目にやっててよかったと思いました、あの時は。

相田 まあしかし、あの時は小宮がガチで大怪我だったんで焦りましたし、小宮が転んで骨折したと聞いた時には、これででかいチャンスを棒に振ったと小宮を恨んだくらいなんです。

 

「けっこうボロボロだよ」

――小宮さんの負傷を耳にしたのは収録の……。

相田 2日前かな。マネージャーから電話がかかってきて、僕泣いちゃったんですよ、悔しくて。その怒りをどう発散すればいいか分からなくなって、パチンコ屋に入って、やったこともないのに台の前に座ってたらまた泣けてきた。そしたら当たっちゃったみたいで、フィーバーになって、それでまたパニックになって「何これ何これ」って店員さん呼ぶんですけど、店員さんもなぜか泣いてる僕を見て「何これ」って顔してて(笑)。

小宮 相田とは、そのマネージャーの電話の後に、直接話してるんです。僕は「けっこうボロボロだよ」って伝えたんですけど、相田は「大丈夫だから、チャンスだから出ようよ」って言う。もちろん僕も出たかったから、病院の許可が出たら出るよって。

 

相田 で、収録の日に楽屋で会ったのは、右脚にギプスして車椅子に座ってる小宮。さすがにびっくりしちゃって、「そこまでだったの?」って思わず聞いたら……。

小宮 「だから言ったじゃん、ボロボロだよ」って。