周囲の評価などお構いなしに、ひたすら「自分なりの理想」を追い求めるカスタムカーオーナーたち。尽きることのないその情熱は、一体どこから湧き上がるのか?
今回は、40系アルファードに乗る竹間さんをご紹介。
◆◆◆
「周りと違う車」に子どもたちも大喜び
若い頃はセルシオなんかのセダン系を弄っていましたが、結婚して子どもが生まれてから、20ヴェルファイアに乗り替えて。その後も30アルファードに乗り継いで、ちょこちょこ弄っていたんですよ。
この40アルファードに乗り替えたのは、2年くらい前ですね。まだ出たばかりで「なかなか買えそうにないな」と思っていたんですけど、たまたま同級生が経営するショップが40のコンプリート仕様を作っていて。ちょうど、タイヤ交換のために寄ったタイミングで「買い替える?」という話になったんです。
正直、普通のアルファードが2台買えるくらいの価格でしたが、仕様も気に入りましたし、次手に入れられるのはいつになるかわからないので……。もう、ほとんど即決でしたね。
さすがに、妻にはしばらくはっきりとした値段は言えませんでしたよ。ただショップの経営者が同級生ですから、結局すぐにバレちゃいましたけど(笑)。幸い、妻は車弄りには抵抗がない方なので、「まぁ、払うのはそっちだから」くらいの反応でしたね。
最近はよく、残クレアルファードなんて言葉も聞きますが……。やっぱりアルヴェルは目につきやすいぶん、よく思わない人も多いんでしょうね。実際に、マナーの悪い人がいることも否定できませんし、一方で簡単に買える車でもないですから、色々言われやすいのかなと。
ただ自分は今回ショップからの購入ですし、そういう声は別に気にならないですね。何より、この車は子どもたちにも気に入ってもらえているので、それでもう十分というか。
とくに一番上の子は、学校の先生に「40アルファードのエアサスがね~」なんて話しているみたいで。もちろん先生には伝わらないようですが、自慢に思ってくれているのは嬉しいですよね。
今日も家族で来ていますけど、男の子が4人なものですから、もうほんとに騒がしくて……。他に展示されている車両を傷つけないか心配で、こっちも一日怒鳴りっぱなしですよ。
みんな車好きなのは嬉しい反面、将来を考えると、自分と同じ道は歩んでほしくない気持ちもあって。やっぱり、お金のかかる趣味ですから。親としては結婚とか家のこととか、「ちゃんと地に足のついた生活ができてから」と思ってしまいますよね。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。





