1999年11月、名古屋市西区で主婦・高羽奈美子さん(当時32)が殺害された事件で、10月31日に愛知県警に殺人容疑で逮捕された安福久美子容疑者(69)。彼女は前日の30日午後、一人で出頭してきたという。

メディアでごった返している現場 ©文藝春秋

 発生から約26年の時を経て、突然もたらされた逮捕の一報に、奈美子さんの夫・悟さんは驚きを隠せないでいるという。

「しかも安福容疑者は、悟さんの高校の同級生で、同じソフトテニス部に所属していたことも判明。悟さんはメディアの取材に対して、安福容疑者から『好きです』などと書かれた手紙をもらったり、バレンタインデーにチョコをもらったことを明かしています」(全国紙デスク)

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高羽悟さん ©時事通信社

クラスに女子が少なく目立たない子が多い中で、感じは良かった」

 安福容疑者はどんな学生だったのか。「週刊文春」は彼女と悟さんの高校の同級生から卒業アルバムを独自に入手。その卒業生はこう語る。

高校時代の安福久美子容疑者(高校の卒業アルバムより。同級生提供)

「安福容疑者は大人しかったが、クラスに女子が少なく目立たない子が多い中で、感じは良かった。彼女を好きになる男子がいてもおかしくなかったと思う」

悟さんと同じソフトテニス部だった(高校の卒業アルバムより。同級生提供)

 同級生の妻を殺害した疑いで逮捕された安福容疑者。一体、彼女はどんな人生を歩んできたのだろうか――。

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