驚異の高支持率が続く高市早苗政権。サナエブームの後押しを受ける今、自民党内では衆議院の“1月解散論”がにわかに浮上している。

 そこで「週刊文春」は、政治広報システム研究所代表の久保田正志氏とともに『衆院選「全289選挙区」完全予測』を緊急実施。すると、自民党が前回の191議席から40議席以上増加し、単独過半数(233議席)を上回る「圧勝」という結果となった。一方で、現職副大臣17名のうち7名がやや劣勢の評価を受けるなど、高市内閣が盤石ではない実情も浮き彫りになった。

高支持率を誇る高市首相 ©時事通信社

「他野党の議席が増えた方が…」

 自民圧勝の選挙予測を受け、Yahoo!ニュースコメント欄では賛否両論が巻き起こっている。

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 政権に期待を寄せるコメントでは、「高市政権は高市首相の政治信条と有能な閣僚の起用により高い支持率を獲得している」として、減税政策の実現による長期政権化を予想する声もあった。

 一方で「1月解散は経済対策の陳腐さを考えたら、過半数超えは難しい」との指摘も。「自民圧勝は正直嫌」「自民微増くらいで他野党の議席が増えた方が緊張感あって良い」として、政治バランスを重視する意見が目立った。

 高市首相の人気と自民党への評価を分ける見方もあり、「高市さんの支持率は高いが、自民党の支持率は変わっていない」との冷静な分析も寄せられている。

 では、自民圧勝と予測した文春の選挙予測の中身とは? そして自民以外の野党の獲得議席、各選挙区での勝敗はどのような予測がされているのか? 現在配信中の「週刊文春電子版」では、全ての選挙区を網羅した「衆院選289選挙区完全予測」を配信中だ。また、担当デスクによる詳しい解説「“1月解散”急浮上 衆院選『当落予測リスト』を徹底解説」もあわせて公開している。

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