今は子供たちも一緒に「マインクラフト」をやってます
――お互い趣味が合うし、理想的な新婚旅行ですね。加藤さんは現在は4児の母ですが、お子さんと一緒にゲームをしていらっしゃるそうですね。しかも「龍が如く」をやっているとか。
加藤 なるべく殴ったり暴力の場面は見せたくないんですけど、あのゲームって向こうから喧嘩をふっかけてくるんですよ。だから「やばい、やばい逃げて。こういう時は逃げるんだよ」と教えています(笑)。あと「歌舞伎町は危ないから近づかないで」と言ったり。
――遊ぶゲームも子供ができて変わりましたか。
加藤 ゲームのジャンルが変わりましたね。今は「マインクラフト」をやっていて、家族みんなで「じゃあ、こういう建物を作ろう」と言って遊んでいます。夫は単純作業が好きな人で、ずっと整地をしていて「無心になれる。一生これをやっていたい」って言ってます。「ドラクエX」もひたすら1人でレベル上げが好きなんですよ。
役者に戻れるのだろうか…休業中は絶望的な気持ちにも
――加藤さんは一人目のお子さんを出産後、長期の休みをとっていますが、そのことで精神的につらくなった時期があったそうですね。
加藤 SNSを見ると結婚していない同期の人たちがキラキラ活躍していて、差をすごく感じました。ただSNSはキラキラしたものを載せるものだというのも理解していて。ちょっと沈んだことを発信するとすぐにネットニュースとかにピックアップされちゃうので難しい。
生まれたばかりで泣くことしかできない赤ちゃんがいつ歩き出すのか、どうやって喋り出すのか想像ができなかったですし、役者の世界に自分が果たして戻れるのだろうかとか絶望的な気持ちになってましたね。
――仕事もあった方がバランス的にはよかったんでしょうか?
加藤 そうですね。強弱というか、うまいこと徐々に仕事を減らせればよかったのかもしれないですけど、スパッと止めてしまったので。
――現在の事務所は4人目を妊娠中に面談したと聞きました。
加藤 もともと前の事務所が閉じることになって、探す必要が出てきたんです。大きい事務所の方が私の安心感があるのと、前の事務所ではタレントは私1人だったので、現場に先輩がいるところに憧れて。それで、今の事務所に所属していた同じ秋田県人会の堀井美香さんに紹介していただいて決めました。
