「試して良かったこと」をシェアしたくて始めた新チャンネル
――11月から始まった新たなYouTubeチャンネル『闇病み子のホモサピラジオ』は斉藤さんも関わっていらっしゃる?
斉藤 裏方として携わっています。
――病み子さんの新しいチャンネルは、視聴者から寄せられた悩み相談に答えていくという内容ですが、今なぜこのようなチャンネルをスタートさせたのでしょうか?
斉藤 今「人生に苦しみや生きづらさを抱えた方って、めちゃくちゃ多いな」と感じているんです。例えば、西江とやってきたYouTubeチャンネルでは、心を病んだり、周りに押し潰された人が、結果狂っちゃって犯罪を犯したりする事件も取り上げていて、ある精神の疾病を抱えている人が犯人として出てきたりする。
僕らも「それは犯人の1つの生い立ちの特徴であって、要因なだけだよ」という言い方で“イコール犯罪者”にならないように気をつけてはいるけど、やっぱり「自分も同じ精神疾患だぞ」と怒りを持ってくるかたもいらっしゃる。
怒りだけでなく「こういう悩みがあって、なかなか働けないんです」というDMも来たりして、僕自身、今の現代社会にある不安っていうのを、協調して認知せざるを得なかったというか。
そこで何か自分にできることはないかと考えた結果が『闇病み子のホモサピラジオ』でした。視聴者の「不安に支配されて人生を満喫できない」とか「苦しみにまみれている」というところの、何か一助になればと。
――『闇病み子のホモサピラジオ』は人助けが原動力であって、登録者数や収益についてはあまり考えていない?
斉藤 結果として数字がついてくれば嬉しいですが「自分の経験や知識を人の役に立てたい」という気持ちが原動力ですから、数字を第一優先で追うのではなく「役に立った」という評価の指標が、登録者数や収益に現れたらいいな、と。そういう期待はしています。
僕は「何をして生きていくか」とか「生きる意味」を考えちゃうので、それが見つからないと病んでしまうかもしれない。僕は納得しないと動けないタイプでして。
西江と会社をやってたときも迷惑をかけたことがあって、自己嫌悪に陥っちゃって動けなくなってしまったんです。うつ病と診断されたわけじゃないけど「落ちた」経験はあって。それで、僕は自分が「生きる意味」や「納得できるもの」が見つからないとがんばれない性格だなって気づいた。
それからは本を読んだりして、自分なりに「生きる意味」を深めています。そんななかで知ったことや、自分自身でうまくいったことを「同じような悩みを持っている人にシェアしたい」という欲求があって。一種の承認欲求だとは思うんですけど、それを伝えていくのが、僕が社会に対してできること、canでもあるしwillにも近くて「やりたいこと」なのかなと思っています。
