――価値観の違いでぶつかることは?

よしき それがあまりないんです。僕が結構、考え方が柔軟な方だというのもあるかもしれませんね。人の価値観を否定せずに、まずは受け入れるということを学んできたので。もちろん、夫婦だからイラッとすることはありますけどね。

――どんなときにイラッと。

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よしき 彼女の「しっぱなし」ですね。引き出しが開けっ放し、服が脱ぎっぱなし、とにかくやりっぱなし。想像をはるかに超えたやりっぱなしなので、さすがに3日くらい放置されていたら注意します。でも、注意しても、さらに3日くらいそのままだったりしますからね(笑)。

父は「48歳の男と付き合ってるらしいぞ」と驚き、友達は「え……」と絶句

――YouTubeなどを通じて、世間から「年の差婚」として見られることにプレッシャーを感じることはありますか。

よしき ないですね。「年の差がなんや」みたいな感じです。「ああ、そういえば俺たちって年の差婚か」みたいな。

りこ 感覚的に25歳も離れてるなんて思わないんですけど、数字で見ると「四半世紀だもんね」って。私の姉がこの前出産したんですけど、その子が25歳になったときを想像したら、「え、私その子と結婚した感じか」って。改めてヤバいなと思いました(笑)。

――結婚したことについて、家族や友人はどんな反応を。

りこ 母はもともと彼を知っていたので大歓迎でした。父に報告したときは、表向きは冷静でしたけど、あとから兄弟に「48歳の男と付き合ってるらしいぞ」と驚いていたと聞きました(笑)。友達は、絶句してましたね。「え……」って黙り込んじゃって。でも、最後は「まあ、りこっぽいよね」と応援してくれています。

よしき 僕の両親は、ウェルカムなので全く問題なかったです。むしろ、孫ができたみたいに喜んで「りこちゃん、りこちゃん」って呼んでます。友だちからは「やってしまったな」とか言われましたけどね(笑)。

――YouTubeのコメントやSNSで心無い言葉を投げかけられますか?

よしき 毎日のようにアンチは来ますね。「娘みたいなのと結婚してキモい」とか「すぐに捨てられるぞ」とか。

りこ 「もうちょっとしたら寝たきりになるぞ」とか「この男は、りこさんの先のことを考えてない」なんてのも来ますね。

よしき あと、「旦那が死んだ後はどうするんだ」とかね。でも、なんで僕がいなくなったらりこがひとりで苦労するっていう前提なんだろうって思います。それは誰にでも、どんな夫婦にもありえることだし、彼女がビジネスでうまくいけば困らない。むしろ、僕がいなくなってから、彼女の第2の人生もあると思っているんですよね。