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価格以上のたしかな仕事を約束する「モンベル」
高くても買いたい3着の次は、「価格以上の価値」を感じられるモンベルの定番モデルを紹介しよう。登山家の辰野勇氏が創業し、“Light & Fast(軽量と迅速)”を哲学に掲げる同ブランドは、良心的な価格設定と実用性に根ざした設計思想から、国内外の登山者・旅人・ミニマリストたちに支持されてきた。
2019年に登場し、今季アップデートされたこのモデルの要となるのは、1000フィルパワーEXダウン。一般に高品質とされる700~800FPを大きく超えるトップグレードで、少量でも高い断熱性を発揮する。その性能を最大化するために、熱の放出を抑える独自キルティングパターンや、生地からの羽毛抜けを防ぐダウンプルーフ加工も施されている。
さらに今シーズンからは、表地に防風透湿性素材「スーパードライテック」を採用。冷気や雪を遮断しつつ、内部の湿気は逃がす構造へ進化した。軽く暖かいだけでなく、長時間着ても蒸れにくいのが強みだ。
汎用性も申し分ない。機能起点のシンプルなデザインのため、アウトドアでも街でも違和感がない。重量はわずか281g(Mサイズ)。パッカブル仕様を生かし、非常用アウターとしてバッグに忍ばせておくのもいい。派手さはないが、価格以上に活躍する一着。使い続けるほどに、この選択は正しかったと感じられるだろう。





