「『本当は整形しているだろ、嘘つくな』みたいなコメントは、ほぼ毎回届きます」

 かつて野球一筋の生活を送り、体重のピーク時には約100キロの「むっちり男子」だった小松田卓宏さん(27)。大学で野球を引退した後にダイエットやスキンケアに目覚め、ピーク時から40~50キロほどの減量を果たして「垢抜けイケメン」に大変身を遂げた。その「劇的ビフォーアフター」をSNSに投稿すると、整形疑惑などのネガティブなコメントが寄せられることもあるという。整形を疑われるほどの変身をどう成し遂げたのか。

かつては体重100キロほどの「むっちり男子」だった小松田さんは、いかにして変貌を遂げたのか?(写真提供=本人)

「吐きながら食べていた」中学3年で体重が50→100キロに

 野球男子だった小松田さんだが、かつては華奢な体形がコンプレックスで「小学6年生のとき、身長は165センチぐらいあったのですが、体重は50キロちょっと」と振り返る。中学に入ってから身体作りの一環として、1日に何食も平らげる生活を送るようになり、体重が激増した。

ADVERTISEMENT

「もともと食が細い方だったので、最初は吐きながら食べていた」と話すほどハードな生活を送り、中学の3年間で体重がほぼ倍増。ピーク時には98キロとなった。

中学時代は日本代表の4番を打ったこともあり、その後も野球の名門校へ進学してプロを目指していた(写真提供=本人)

“むっちり野球部男子”が「大変身」を遂げたきっかけとは?

 その後も野球にのめり込んだ小松田さんが「大変身」するきっかけになったのは、大学で野球を引退したこと。「食事量だけじゃなく、運動量も減ったから脂肪も筋肉も落ちて、体重も半年で70キロくらいになったんですよ」と振り返る。そんなとき、久しぶりに会った女性の友人から「あれ、なんか垢抜けた?」と言われた。

「恋愛経験ゼロだった私は、その一言で舞い上がっちゃって(笑)。そこから、ダイエット熱が一気に加速しました」

 食事は18時以降に食べず、夕飯で炭水化物を少なめにするよう心がけた。運動は「細い筋肉」をつけるトレーニングを意識して、大学を卒業する頃には、57キロまで減量。一番太っていた中学生時代には約100キロあったので、結果的に40キロほどの減量に成功した計算になる。

現在の体重は50キロ台後半~60キロ台前半で推移ししている(写真提供=本人)

 その経験をビフォーアフターの画像とともにSNSに投稿したところ、大きな話題に。一方でフォロワーが増えた分、ネガティブな反応が来ることもあるという。

「ビフォーアフターを出すと、『本当は整形しているだろ、嘘つくな』みたいなコメントは、ほぼ毎回届きます」

 小松田さんはインフルエンサー・モデルの傍ら会社員としても働いており、そうしたバッシングを逆手に取っている。

「取引先との商談で『私、実はインフルエンサーもしているのですが、この間こんなコメントが来まして』って言うと、良いアイスブレイクになるんです(笑)」


 小松田さんが中学時代に送った、あまりにもハードすぎる食生活の詳細や、実際に行ったダイエットや垢抜けのために意識していることなどについて聞いたインタビュー全文は、下記のURLからお読みいただけます。

次のページ 写真ページはこちら