メイドさんがいるのに、私が朝昼晩とお弁当も作って「あれ?」って…
――お金の面ではどうですか?
MALIA. 私が住んでいるところは、ホテルサービスアパートメントなんです。だから、家賃は日本とはだいぶ違うし、ドバイは一括で年払い。生活するにあたって、のっけからとんでもない額を払わないといけないです。
食品に関しては、いつも紀伊国屋とか明治屋で買い物してるっていう感じです。日本のものを手に入れようとすると、やっぱり数倍は掛かりますね。
――移住して「キツいな」「ビックリした」といったことは?
MALIA. キツかったことはめちゃくちゃありましたよ。この3年間、毎日が闘いでした。メイドさんも、いまはやっといい方に出会えましたけど、最初の2年間勤めてくれた方が今年の春に辞められて、そこから4月、5月、6月と毎月代わって。
次から次へと課題が押し寄せて、「これを乗り越えないといけない、あれを乗り越えないといけない」といった状況でしたね。
――ちなみにメイドさんは、どういった理由でチェンジを。
MALIA. 例えば、掃除がほとんどできていないとか、お料理が作れないとか。結局、ずっと私が朝昼晩と作って、お弁当も作って、「なんだこれ?」って。私はオンラインで働いているから、家にいるんですよ。それもあって、仕事もやりながら、ついついメイドさんができないことを手伝って。「メイドさんにお願いしたかったのに、あれっ?」といったことは、いっぱいありました。
90パーセントが外国人といわれるドバイの教育環境とは…
――ドバイは外国人が働きにくることに対しては、ウェルカムな雰囲気なのですか?
MALIA. そこに関しては、ものすごくウェルカムです。基本的にドバイに暮らしている90パーセントが外国人と言われているほど、外国の方が多いので。
エミラティと呼ばれる地元の人たちよりも、外国の人たちのほうが圧倒的に多い。アジア系も多いけど、そこまででもないですね。韓国人で3万人、日本人で3000人。
――人種的な軋轢などは感じたことありますか。
MALIA. ないですね。息子のクラスにはロシアの子もウクライナの子もいて、戦争がどういうふうに行われているか子ども同士で真剣に話すみたいです。小さいころからそういう悲しい現実を彼らは知っていて、「絶対に戦争はよくないよね」って共通認識を持っていますね。
それもあって「ケンカとかをするのもよくないね」といった考えも染み込んでいて。
――子どもたちが自主的に話し合うのですか? それともディスカッションするような授業があるのでしょうか?
MALIA. 自然と話し合ってるんじゃないですかね。「パパが戦地に行っちゃった」とか「年の離れてるお兄ちゃんが軍隊に入った」とか、そんな話も出てきたみたいです。
そういう話になった時に、精神的に落ち着かない不安定な子がいて、「クラスで泣いちゃった」とか息子が話していたり。そんなことがリアルにある世界ですよ。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

