モデル、実業家として活躍し、4度の結婚と離婚を経て、4人の子供を抱える母にして2人の孫に恵まれる祖母となったMALIA.さん(42)。
2022年、三男とアラブ首長国連邦ドバイへ移住した彼女に、結婚して抱いた違和感、女性の自立、現在の恋愛観などについて、話を聞いた。(全4回の2回目/続きを読む)
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経済的自立よりも、心の自立、精神的な自立が大事
――MALIA.さんは、母、モデル、実業家と3つの顔がありますが、「モデルとして活動している時は母を出さない」みたいなモットーを持っていますか?
MALIA. いや、どんな時も一緒です。常に母親オーラは出してるんですけど、なんだか見えないみたいですね(笑)。いまなんか、すごいグランマモードで。孫ができて、すっかりおばあちゃまだから。おとといも長男のサッカーの試合を観戦しながら孫を抱っこしてました。
――さすがに抱いているのが孫だとは思われないですよね。
MALIA. 会場にいた年配のおじさまが、運営スタッフの方に「あちらにおられるのは新保海鈴選手(MALIA.さんの長男でサッカー選手)の奥さまですよね。抱いているのは、お子さんですか?」って聞いてました。「いえ、海鈴選手のお母さんで、赤ちゃんはお孫さんです」みたいな。私もちょっとうれしそうにして「海鈴の母です」って言いました(笑)。
――絶対に生活感を醸し出さないなど、そういったことは気をつけています?
MALIA. いやいや、全開で出してますよ。23歳で2人乗りのベビーカーに3人乗っけて、「ウリャーッ!」と押していました。友達が言うには、そのころの私は本当に頭もボサボサだったらしいですが、記憶がないんです。本当に忙しかったので。
「はい、みんな、私に付いてきて! 行くわよ!」みたいな。ちょっとした保育園の先生でした。
「妻らしく」「母らしく」に縛られるんじゃなく、「私らしく」っていうのがこれからは大事だなと思っていて。私、「MALIA.MIND」っていうオンラインサロンをやってますけど、サブテーマが「愛と自立のスタートライン」。女性が自立することは経済的に自立することだと思ってる方がすごく多いんですけど、自立って経済的にどうこうじゃなくて、心の自立、精神的な自立のほうが大事なんです。
イエスとかノーっていうことも、家庭に入ると言えなかったり。こう見えて私もそういう時期があったし、苦しかったし、すごくつらかったんです。ただ、私は10代とか早くに経験できたから、そこで学んで抜け出せたので。

