スカウトの言葉は「お前をK-POPスターにしてやる」

――はじめは日本でデビューした、ということですね。

カンナム はい。早速、「KCB」というバンドを組んだんです。ライブをすると3000人、4000人集められるくらいの人気は出たんですが、3年くらいやるうちにメンバー同士で価値観の違いなどの問題が出てきて解散しました。

――解散してどうしたのですか。

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カンナム 解散したらすぐ、6つくらい事務所から声をかけられました。「自分、もしかして売れるのか?」と思って「だったら日本を飛び出して世界に行こう」と考えるようになりました。それで6つの事務所に返事を迷っていたら、赤坂のコーヒーショップで韓国の事務所の社長に「お前をK-POPスターにしてやる」ってスカウトされたんです。それで「分かりました、じゃあ行きます」って、1週間後に大学を辞めて渡韓しました。当時はBIGBANGをはじめK-POPの人気がすごくて、韓国は世界で売れそうな空気があったんですよね。

 

――スカウトは日本だったんですね。

カンナム 社長は仕事で来日していたんですけど、当時のイケメンだった僕を見つけてくれました。母が「冬のソナタ」とか韓国ドラマをたくさん見ていた影響で僕も韓国語がちょっと分かったこともあり、韓国に連れていってくれたんですよ。当時韓国語はなんとなく聞くことはできただけで話せなかったし、字は全く書けませんでした。いまだに書けないんですけどね(笑)。

――韓国デビューから14年たった今でも?

カンナム 今でも書くと全部間違えちゃうくらいですね。大きい事務所は韓国語の先生をつけてくれるから、ちゃんと勉強させてもらえるし、他のアイドルはみんな文字も書けていましたね。僕はすごく小さい事務所だったせいか、先生がいて勉強を教えてもらえる環境でもなかったですし、自分でも進んで勉強しませんでした(笑)。

 

――活動に影響はなかったんですか?

カンナム なんとなく相手が言いたいことはわかるし、それに韓国語がカタコトだったおかげで有名になったところも大きいので、結果オーライですね。

次の記事に続く 韓国でアイドルデビューするも売れず、親戚からは「康男は何やってんの」「歌はもう諦めろよ」と…カンナム(38)が目の当たりにした“てのひら返し”とは

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