藤原 4年間で競技力も、人間性も成長した選手なので、自信をもって2区に送り込みます。

 ――早稲田は前回2区を走った山口選手が有力でしょうか。

 花田 もし、本当に優勝を狙うとしたら、山口をどこに持って行くかということも含め、考えていかなければいけません。

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鍵を握る選手は?

 ――箱根ではエースには必ず結果を出してもらわなければなりませんが、エース以外に優勝を狙う意味で鍵を握る選手を挙げていただけますか。

 藤原 前回、3区で区間賞を獲得した本間颯(はやて、3年)に注目していただければと思います。全日本では1区で起用しましたが、最低限の仕事しか出来ていない感じでしたから、箱根ではエースの気概を持って欲しい。大学スポーツは4年生が重要と言われますが、その4年生を3年生がどれだけ支えられるかが大事なので、本間にはもう一段上の踏ん張りを期待しています。

箱根駅伝で、声援に親指を立てて応じる本間颯(中大3年) ©時事通信社

 ――本間君って、取材で話を聞くとユニークで面白いんですよね。「インパクトのある走りをお見せします!」と宣言して、前回の箱根で区間賞を取ったかと思うと、今年の出雲駅伝では凡走する。好不調の波が激しいというか……。

 藤原 お調子者なんです(笑)。本間だけではなく、私は3年生全体が「お調子者世代」と思っていて、良い時はみんないいけれど、ダメな時はみんなで落ちてしまう。そんな彼らが4年生を支えて欲しいです。早稲田は5区に「山の名探偵」がいるので、計算が立ちますね。

 花田 二度、山上りを経験している工藤慎作(3年)がいるのは安心材料です。4区までに先頭、あるいは先頭が見える位置で工藤に襷を渡したいところです。

「山の名探偵」こと工藤慎作(早大3年) Ⓒ時事通信社

 藤原 中央としては、4区終了時点で早稲田に対して1分以上の差はつけたいところですが、青学大もマークしなければなりませんし、今回の箱根駅伝は本当に激戦になるでしょうね。

この続きでは、今年の箱根駅伝で鍵を握る選手が語られています〉

※本記事の全文(約8900字)は、月刊文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」と「文藝春秋」2026年2月号に掲載されています(花田勝彦×藤原正和「箱根駅伝 早大×中大監督の『打倒青学』」)。全文では下記の内容をご覧いただけます。
・青学の強さはどこに?
・コロナ世代の集団行動の難しさ
・鍵を握る選手

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出典元

文藝春秋

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