目の前で卑猥なワードを連呼された過去も

――大変な思いをされましたね。テレビ番組の現場では、そのような扱いを受けることは多かったのでしょうか。 

インリン いえ、他の番組では大丈夫でした。ただ、歌手の活動もしていた頃、夜のクラブイベントなどをいくつか回っていた時があって。業界は違うんですけど、そのときに変な扱いを受けたことはありました。

 あるとき、司会の方が私をステージに呼び込むタイミングで、私の名前を女性器の名前に置き換えて叫んだんです。突然のことに驚いていると、今度は司会者とお客さんが一緒になって、みんなで女性器の名前を連呼し始めて。

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――信じられないような状況ですね。

インリン その人は会場を盛り上げようと思ってやったのかもしれないけど、こっちは驚きだけじゃなくて、怒りも込み上げてきて。その人がステージから舞台袖に戻ってきた瞬間、「今の失礼じゃないですか?」と抗議しました。

 その人とは一緒に仕事をしたこともなかったですし、そういう呼び込みをしたいなら、一度相談するべきじゃないですか。「勝手に下品なことを言うのって失礼だと思います!」と言い切ってから、舞台に出ました。言われた相手は固まってましたけど。

――それでもステージに出たんですね。

インリン 当時は強くて過激でパンクっぽいイメージで自分を表現していたので、そのままいい具合に怒りが出ちゃったような気がします。

 でも、SNSでは「だったらそんな格好するな」「あなたに言う資格はない」といったことを書かれてしまいました。

撮影=橋本篤/文藝春秋

次の記事に続く グラビアで“女性の自立”を表現→「そういうのはいらない」と叩かれたことも…インリンが“49歳のM字開脚”で示したかったこと

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