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2人目の犠牲者
1週間後の同月15日夕方、ナンバープレートを盗もうとしていたポールが、公衆電話で話している1人の少女を見つけた。レスリー・マハフィー、当時14歳。この日、彼女は交通事故で亡くなった友人の葬儀に参列し自宅に帰る途中だった。電話を終え、受話器を置いた瞬間、ポールはレスリーを羽交い締めにし、そのまま車に拉致、目隠しを施しカーラと暮らす家に連れ帰った。1時間後、目隠しが解かれたとき、彼女は防音処理の施された部屋にいた。
ポールとカーラはいつものようにビデオカメラを設置した後、彼女に容赦のない拷問、性的虐待を加える。レスリーが悲鳴を上げても、声は外に届かない。後の証言によると、このとき部屋にはボブ・マレーの音楽が流れていたという。
レスリーは24時間にわたって凌辱された後、ポールにより絞殺、体をバラバラに刻まれ遺棄される。
その遺体が発見されるのは、ポールとカーラが結婚式を挙げた同年6月29日。彼らがホノルルへと新婚旅行で向かう機中にいたまさにそのとき、式場から20キロほど離れたギブソン湖の浅瀬に不審なコンクリート5個が見つかり、中から解体されたレスリーの部位が出てきたのである。
