もちろん上に重ねればきつくなりますが、インソールは既存の中敷きと差し替えることを前提につくられているので、必ず抜いて差し替えてください。
しかし、なかには中敷きが抜けることを知らず、上に重ねてしまう方がいます。世の8割のスニーカーの中敷きは抜けます。ナイキやワークマンは接着剤でくっついていますが、少し力を入れれば外すことができます。
安くても効くインソールの選びかた
インソールに5000円を払うのは難しいという方もご安心ください。本項では安価でも確実に効くインソールについて紹介したいと思います。
そもそも、靴は革靴でもスニーカーでも安全靴でも、縦のサイズと幅しか選べません。足の形は千差万別であるのに対し、靴の種類はごくごく限られています。一番足に触れる部分は人それぞれなので、ここをカスタムすることで、フィットする靴に近づけていきます。
店頭で試し履きして購入したのに、靴がいまいち合わない、疲れる場合は、中敷きが合っていません。うれしいことに今の靴は安いものでも中敷きが差し替えられる仕組みになっているので、靴探しで延々と苦労するよりも、まずは中敷きを機能性インソールに替えてみましょう。
インソールは100均にもあれば本格スポーツ用品店で1万円以上のものもあり、選ぶ条件として、(1)硬く、(2)軽く、(3)手に入りやすいことを挙げました。
不景気な世のなか、ショップは大きな声で「安価でも高機能なものはあります」と発信できないこともあり、今回は良心的価格だけれど、しっかり効果を感じられる隠れた名品を厳選しました。
中敷きが抜けない靴にはリゲッタのインソール
まず、紹介したいのは、中敷きが抜けない靴にも使える超実力派で低価格の定番、リゲッタ「ルーペインソール」( 1650円)です。リゲッタは、もともとコンフォートシューズを製作している日本の靴メーカーですが、インソールでも知る人ぞ知るメーカーです。
その代表作がルーペインソール。世間一般のイメージとは違い、カカトからふまずまで、半分のパーツしかありません。ケチっているのではなく、つま先をきつくしないための工夫として半分しかないのです。
特徴は一言、薄くて硬い。しかも弾力があり、足裏をガシッとつかんでくれます。つま先側に干渉しないので、中敷きの上から乗せるだけでもきつくなりません。
とくに、革靴やコンバース、ローテクスニーカーなどの中敷きが抜けない靴であればリゲッタの出番です。全体が硬化ゴム(TPR・サーモプラスチックラバー)なので靴のなかでも滑りません。

