インソール選び三つのポイント
(1)カカトからふまずまでが硬いこと。インソールが足のマウスピースとして役立つには、指で押してへこむようなヤワヤワな素材では意味がありません。スニーカーにもとから入っている中敷き同様のものや、3000円以下の製品の大半は素材が柔らかく機能を発揮しません。インソールをひっくり返したときに、カカトから全体の半分くらいまでは、硬いパーツで覆われていることが絶対条件です。
(2)軽いこと。かつては「よいインソール=コルク製」というのが常識でした。しかし、コルクは加工がしやすいものの、圧縮しなければ強度が出ないため、インソールにすると重くなります。しかも劣化が早く、数年でボロボロと崩れ落ちるのも難点。今ではサーモポリウレタンやカーボンなどの、より軽くて強く、しなやかな素材が主流となっています。
(3)手に入りやすいこと。わざわざ専門店に足を運ばなくても、スーパースポーツゼビオなどのメガスポーツ用品店に行くと手に入るということも重要です。オンライン販売のみのインソールには眉唾なものが多く、実物を手に取って、靴に入れて、買える。その場で買って帰れることが実は重要なのです。
インソール初心者にお勧めの逸品
それらの三条件を満たした、インソール初心者にお勧めしているのが、シダス社のコンフォート3Dです。
初心者には最高のモデルの一つで、メガスポーツ用品店でも推奨されています。裏面は圧縮された硬くて軽いEVA素材で、ヒールのえぐられかたが半端ではなく、このへこみでカカト全体のブレが減り、体まで安定します。
メーカーは靴の寿命と同等を目途としていますが、大変持ちがよく、5170円を投資する価値は十二分にあります。私も気がつけば5年以上愛用していますが、ダメージは皆無なので、コスパは最高だと思います。
私は典型的な扁平足ですが、違和感がまったくありません。アーチの高さは人によって、あるいは左右で必ず差はありますが、平均的なアーチの高さで万人受けするモデルです。
インソール自体の厚みも4mmちょっとと、通常のスニーカーの中敷きに合わせた厚みなので差し替えてもきつさやゆるさの差はほとんどありません。この、オリジナルと同じ厚みというのも重要です。インソールを使うと靴がきつくなると思い込んでいる人が世の中の大半ですが、誤解です。
