ゴム長靴にも必須の野鳥の会のインソール

 最後に、もう一つ。通勤や仕事でゴム長靴を履く方であれば必須のアイテムです。日本野鳥の会のソールラックサポート(1870円)は、一般にあまり知られていませんが、あるのとないのとでは大違いです。

日本野鳥の会「ソールラック サポート」。画像は公式サイトより

 ひっくり返すと裏にかなりしっかりしたプラスチックのプレートが付いています。

 ゴム長靴やレストランのキッチン用の厨房シューズは、靴の製法上、型にゴムを流し込むので靴がぐにゃぐにゃと曲がります。踏ん張ることができないので、足にかかるべき力が方向を見失い、そのため腰を痛める人が本当に多い。知らないうちにぎっくり腰を起こすこともあります。

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 そういった惨事を防ぐには、ソールラックサポートが抜群の効果を発揮します。プレートの上に足の骨と体重がしっかり乗って自然に踏ん張ることができるので、疲労感が軽減されます。安全靴で作業される方にもお勧めです。

 注意点が一つだけあって、サイズはやや小さめです。野鳥の会のゴム長靴に合わせた設計なので、履いている長靴より少し大きめのサイズを選んでください。私の靴のサイズは28cmですが、一番大きいサイズでもやや小さめでした。目安として、靴のサイズが27cmくらいまでの方にお勧めです。

買ってはいけないインソール

 110~3000円くらいの価格帯で、クッション性が謳い文句のものは99%効果がありません。クッションは靴本体で十分に効いているので、疲れるとしたら原因はぐらつきにあります。クッションにクッションを重ねるとぐらつきが倍になるので、疲労の原因になることは自明の理です。宣伝文句に惑わされないように、賢く選んでください。

 また、初心者の方は10万円を超えるようなオーダーメイドのインソールには手を出さないでください。店舗を構えず、販売会と称して、催事場やスポーツジム、ゴルフ場などで2週間限定で足を測定し、数か月後にインソールが届くようなメーカーはかなり危険だと思います。

 なかには健康を謳い文句に20万円以上を請求されたというケースもありました。スーパーアスリートならまだしも、歩きかたや疲れを改善する程度なら、いくら高くても3万円が相場です。まずはメガスポーツ用品店の数千円の既製品から試してみてください。それで十分だと断言します。

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