「どうやって生活しているのか…」脳梗塞で半身麻痺になった現在の父親の生活
――現在、お父さんはどういう生活をしているのですか。
LIONA お母さんが亡くなってからは一人で暮らしているんだと思うんですけど、どうやって生活しているのかも謎で。
お父さんは私たちが養護施設に入ったすぐあとくらいに脳梗塞で倒れちゃって、そこから半身麻痺になったので、障害年金をもらっているんだとは思うんですけど。
――では、おそらく今はそのお金で生活をしている?
LIONA でも、地下鉄の駅の真上とかに住んでいるんですよ。家賃、すごい高いんじゃないかなって。医療費もかかると思うし、どうやって生活をしているんだろうと。
――お母さんが存命だった頃は、お父さんの介護をしながら働いていたのでしょうか。
LIONA そうですね。その時は、お母さんが家賃を払っていたみたいな話だったと思います。
「今の家族が私の家族」「将来のことを想像するだけで微笑ましい気持ちに…」
――今後、LIONAさんご自身はどのような家庭を築いていきたいですか。
LIONA 平穏な毎日が送れたらそれでいいな、と思います。親としては「もっと良い環境を与えてあげたい」とか、教育の機会を設けたり習い事をさせてあげたいと思うこともたくさんあるんですけど、私が子どもだった時は、とにかく一緒にいてほしかった。一緒の時間があればそれで良かったから、働く上でそれを大事にしています。
――家族の時間を大事に考えているのですね。
LIONA そうですね。今のモデル活動やインフルエンサーとしての働き方をしようと思ったのも、それが大きいです。
もちろん、もともと小さい時から表に立つ仕事をしたかったというのもあるんですけど。だから、私の気持ちを考えて、そういう働き方を尊重してくれている主人にも感謝しています。
――LIONAさんが、YouTubeで「今の家族が私の家族」と言っていたのが印象的でした。
LIONA 家庭によってそれぞれ形が違うと思うんですけど、家族で切磋琢磨して支え合えている関係性を初めて知って「あ、家族ってこういう感じなんだな」という風に思わせてくれたのが、主人と娘なんです。
主人は一緒に娘の成長を喜んで、家族の時間を大事にしてくれているんですよね。娘の将来のことや自分たちの将来のことを想像するだけで微笑ましい気持ちになれるのって、本当にすごく温かいなと思っています。
撮影=細田忠/文藝春秋
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

