――胸が大きいことでの悩みは深いんですね。

青井 本当に胸が大きくていいことはないです。普通のサイズだったら絶対あふれちゃうんで。それこそグラビアの撮影でもサイズが入らない衣装が結構あるんですよ。

 撮影現場ではスタイリストの方がだいたい3着くらいの水着を用意してくれて、その中から普通の子は選ぶんですが、私の場合は3着あってもそのうちの1着ぐらいしか水着が入らないんです。なので選択肢がない。写真になるとうまく収まっているように見える水着でも、実際は収まっていなくて、撮影現場では「一歩も動けません」ということもあります。

ADVERTISEMENT

「規格外のボディー」で困ることは…

――青井さんはグラビアだとよく「規格外のボディー」とキャッチフレーズがつけられていますけれど、グラビアにおいても困ることしかない。

青井 困ることしかないです。しかも私の体型だと、胸がボリュームがあるように見えないんですよ。それでよくグラビアを見た人から「ほんまはIカップないくせに。嘘ついてるやろ」とコメントをもらうんですけど、正真正銘のIカップです。

©志水隆/文藝春秋

 あと服装にもすごく困ります。トレーナーを着るとめっちゃ太って見えますし、ワンピースやキャミソールだと妊婦さんみたいに見えちゃう。なのでどうしても露出度の高いタイトな服になりがちなんです。ただ夏だと露出狂みたいになっちゃうから、日常生活でも異性から変な目で見られる。男の人の視線が絶対胸にいくのがわかりますもん。私の顔じゃなく胸と喋っている人とか本当にいますし。

――露骨に性的な目線を向けられるんですね。おまけに青井さんはグラビアデビュー前は男性に免疫がなかったんですよね。

青井 私は幼稚園、小学校、中学校、高校、短大、四大にも行ったんですけど、高校から四大まで女子校だったのもあって、男性関係の話がひとつもなくて。彼氏も実は人生で1人しかできたことがないんです。そんな私が19歳でグラビアデビューしたんですけど、水着を着たことはなかったし、そもそも男の人と接触すること自体がそれまでほぼなかったんです。

 それなのにグラビアデビューしたことで、それまで女の子が中心だったTwitter(現X)のフォロワーが一気に男性に変わったんです。当時は胸のコンプレックスもあった状態だったので、全部がダメになりました。

©志水隆/文藝春秋

「こないだやった時、すごい気持ちよかった」性的なDMやコメントがエスカレート

――男性からの性的な嫌がらせも多かったそうですね。

青井 「いつヤラせてくれるの?」「早くヤラせてほしい」とか、気持ち悪いDMがめっちゃ来てました。今だったら別に痛くもかゆくもないんですけど、デビュー当時は男性に免疫もなかったので、すごく怖かったです。あと、自分の体液をかけた私の写真を、DMだったり、リプライで送ってくる人もいて。Twitterの画面がそういうもので一面埋め尽くされちゃって。精神的なストレスがすごくて、耐えられなかったです。