Instagramでのセクシーな投稿をきっかけにアメリカの一流雑誌『PLAYBOY』の表紙を飾り、「謎の日本人女性」として話題になったモデルの紗世(SAYO)さん。世界中の有名雑誌に次々と掲載されるも、国内メディアでの露出はほとんどなくベールに包まれていた紗世さんは今、三つ子を含む4人の子育てに奮闘していた。
そんな紗世さんに、過去の下積み時代から三つ子育児のリアルなどについて聞いた。(全3回の3回目/最初から読む)
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結婚や妊娠に迷いはなかったが…
――モデルの活動を海外で始めるようになってから結婚をされたそうですが、パートナーの方も紗世さんの仕事を応援してくれている?
紗世さん(以降、紗世) 彼は私の仕事に対してあまり関心がないんです。なので、「自分の好きなようにやればいいんじゃない?」というスタンスで、ある意味では自由にさせてくれています。
――パートナーの方は紗世さんのインスタも見ていない?
紗世 感想をもらったことがないので、おそらく見ていないと思います。
――日本では結婚を機にグラビアアイドルをやめる人もいます。キャリアと結婚の狭間で悩むことはありましたか。
紗世 いつか子どもが欲しいという思いがあったので、迷いはありませんでした。
ただ、結婚を発表したその日にフォロワーが一気に5000人ほど減ってしまって(笑)。そういった反応には、正直少し驚きましたね。
――わかりやすく変化があったんですね。
紗世 当時はやはり、男性のフォロワーの方に支えられていた部分が大きかったのだと思います。
でも、肌の露出がなくても応援し続けてくださる方がいるのであれば、それだけで十分だなと思えるようになりました。
――結婚後は、露出を控えようと考えていた?
紗世 少しずつ布の面積を増やして、ゆるやかにイメージチェンジをしようと考えていた矢先に子どもを授かりました。それを機に、自然と露出の多いお仕事からは距離を置くようになりました。