「今のオレさ、最強だよ。ここだけの話さ、人を容赦なく殺せるもん。ちゃんと痛めつけてからね」

 少女を強姦し、生きたまま土に埋めた男はそう豪語した。命乞いさえ無視して完遂された「18歳少女生き埋め殺人事件」。遺族が「娘の何倍もの苦しみを」と極刑を訴えるなか、加害者たちが公判で語った身勝手な弁明とは?

 異例の重刑となった判決の全貌と、事件の結末を追う。なおプライバシー保護のため、登場人物はすべて仮名である。(全2回の2回目/最初から読む

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写真はイメージ ©getty

◆◆◆

殺される直前……

 ユカリは平手でアケミの顔面を殴打し、タバコの火を手の甲に押し付けた。さらに運転席にいた桜井に命じられてアケミの財布を奪ったが、中身を見た桜井は舌打ちした。

「ちっ、2万しか入ってねえのか。シケてんなァ……」

 そして、小野に尋ねた。

「お前、この女とヤル?」

「ヤリたい!」

「じゃあ、そこの森で止まろうか」

 桜井と小野は身動きできないアケミを車の外に引っ張り出し、口の詰め物と足首の拘束を一時的に解いた。小野が足を持って頭を引きずりながら森の奥へと連れて行き、抵抗するアケミに構わず、アケミの下半身を裸にして強姦した。

「やめてぇー!」