自民316議席という圧倒的勝利を収め、議会運営を盤石にした高市早苗首相。超大国アメリカは、この選挙結果をどう受け止めたのか。米メディアの報道やSNSの投稿をもとに、アメリカ人の“本音”に迫る。(全2回の1回目/つづきを読む

300議席超えの大勝利となった自民党 ©時事通信社

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米メディアが強調した「SNS人気」「サナカツ現象」

 衆議院選挙で、高市早苗首相が率いる自民党が地滑り的な圧勝を成し遂げ、米国のメディアも大きく報じている。米メディアが勝因として指摘しているのは、高市氏が持ち前のカリスマ性やパフォーマンスで、SNSを通じて、有権者の心を掴んだことだ。

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「高市首相は、解散総選挙に賭け、圧倒的多数で勝利。高市首相の選挙戦略は、彼女のパーソナリティーの力と“サナマニア”に熱狂する若い有権者の後押しに支えられ、成功を収めたようだ」(NBCニュース)

「彼女は首相としての労働意欲を強く示し、巧みなソーシャル・メディア戦略、そしてカリスマ性で大衆を勝ち取った。最近では、韓国の李在明大統領とK-POPのヒット曲に合わせて即興でドラム・セッションをして話題になったが、それも彼女の魅力を物語っている」(CNNニュース)

 米国では、高市氏がソーシャル・メディアで強い支持を得ており、Xでは260万人ものフォロワーを抱えていることや、自民党のYouTubeチャンネルに投稿された動画が1億回以上再生されたことが取り上げられている。

公式メッセージ動画は1億回再生を超えた(自民党のYouTubeチャンネルより)

 また、「サナカツ」という言葉が広まり、同氏が持っている黒革のトートバッグが完売したことや、使用しているピンクのペンが話題になったことなど、同氏がファッション・アイコンにもなっていることも報じられているようだ。

 記事の中で、高市氏を表現するのによく出てくる言葉が“Unconventional”。慣習に囚われない、型破りな様を意味する言葉だ。「これまでの日本の首相たちが醸し出していた退屈なイメージを漂わせていない」との指摘もある。

「世界最高のリーダー」と称賛する声も

 Xでは、高市氏の人柄やリーダーシップを称賛する声も多々聞かれる。

「彼女は一生懸命働き、謙虚で、誠実な印象を与えている。政治家として良いロールモデルだ」

「高市首相は世界最高のリーダーだ」

 自民勝利により、株価上昇を喜ぶ声もある。

「タカイチはいいね。僕のポートフォリオ、史上最高額になったよ」